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富士山の迷い犬
今朝の朝日新聞に
「富士山での迷い犬に引き取り希望わんさか」と言う
見出しがあり写真が大きく掲載されていました。
保護されてから1週間の間に全国から250人の引き取り希望が出ているという。
そして今もメール等で毎日10件ほどの希望が送られてくるそうです。

あの「崖っぷち犬」の時もそうでしたが、
どうして人間はこのように話題になった動物だけに目が行くのでしょうか。
全部の応募者の方ではないにしても衝動的に応募された方も多いのでしょう。

その為に日本国中、毎日無責任な飼い主のために処分されて行く犬猫が30万頭以上いる現実。
その子たちに心をかけていただける方はほんの少し。
ましてこのような雑種の成犬で皮膚病にもなっている犬は収容施設でも沢山いるはず。
でも多くは引き取り希望も無く処分されて行く。
このような活動をしている私たちはその「引き取り希望がわんさか」と言う言葉に複雑な、
またやり場のない気持ちを持ってしまいます。

そしてこの子の元飼い主は現れないとのこと。
山に連れてきて遺棄していったのでしょう。
犬猫を飼育する事の責任の重さを本当に理解してくださる方だけに
この子の将来を託してほしいと願っています。
間違っても、あの「崖っぷち犬」のように
抽選で里親様を決めるやり方はしないでほしいです
「愛護団体様がお世話していただいていますからその心配はないと思いますが」。
[2013/09/16 05:55] | 気になること | page top
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