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「今年最後の引き取り?」
今年も茨城の長い道のりを何度も車を走らせ犬達を救出して来ました。
いつも運転してくださるIさん有難うございました。
今日のセンターで1つの命を断つことを中止させることが出来ました。
若い男性が柴犬を連れ写真を撮っていました。「お迎えですか?」と聞くと
「いえ、処分に連れて来ました」と言うのでどうしたのかを聞きました。
「鎖が腐って朝、見たらいなくなっていたので探すと
散歩中の犬に噛みついてその飼い主がとめようと蹴飛ばしたら噛みついてしまった。
今までも咬むことがあるので処分する事にしました」というので
「どの犬も喧嘩の最中に手を出したら噛みつきます。
飼い主の不注意で逃がしたのですからもう一度この子にチャンスを与えてあげてください。
縁があり貴方の家族になってたった5年の命だとしたら
余りにも可哀想でしょう」と話していると涙を拭きながら母親が出て来ました。

センターでは処分に持ってきた飼い主に「処分の画像」を見せています。
それを見て泣いていました。
「去勢手術をして犬小屋があるところに人が近ずかないように囲いを作り
もう一度工夫して見ていただけないですか?
処分する事はいつでも出来ますからそれは最後の最後にして下さい」と言うと、
迷いながらやっと「分かりました、去勢してやってみます。有難うございました」と
私たちの話を受け入れて下さいました。
1匹の犬の命を救うことが出来ました。
余震が1週間以内に起きる可能性があると言うことで
今日は朝8時半に出て午前中にセンターに着きました。
いつものように午後に着いていたらこの犬は処分に置いて行かれたと思います。

今日引き取りのオス犬「とても躾が入っている」、
メス小型「人慣れはしていますがワンちゃんには吠えてしまう」、
テリア系女の子「昨日まで食べなくなって体温が下がっていると言われ急遽引き取りに行きました。
控えめな性格の可愛い子です」。



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今年最後になると思いながら行きましたが、
また見てしまう子がいて終わりがありません。
緊急募集のボーダー風子犬とチワワより小さなミニピン「震えていました」
何とか助けられないか皆さま協力してください。


[2012/12/13 16:30] | 動物収容センター | page top
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