譲渡希望を出していましたテリア系小型犬の引き取りに茨城まで行きました。
3日前から下痢をし出して食べなくなったとセンターからの連絡。 輸液とインターフェロン「少なすぎる量」を打って頂きましたが 状態がだんだん悪くなりお迎えの今日まで持たないと思いました。 そこで協力を申し出てくださいましたS様に 「この子は期限が切れているので」近くの動物病院まで センターから連れ出して2日間通院していただきました。 そして今日お迎えに行きましたが、もうだるそうに横たわっていました。 それでも最後の気力を振り絞ってか尾を振ってくれました。 連れて帰る予定でしたがとても東京までの長時間の運ぶ体力はもうないようです。 その上動物病院がお盆のお預動物が多く入院が出来ないと言われてしまいました。 しばらく考えましたが、仕方ないので3回目のインターフェロンを打ってもらい 自力で持ち上がってくれることを願いました。 「血便になり苦しみ出したら生かしておく方が残酷なので 残念ですが麻酔薬で楽にしてあげてください」と職員にお話しして置いて来ました。 しかし帰りの車にS様より電話がかかってきて 「あのまま置いておけば死亡してしまいますから 今日引き出して笠間の病院に連れて行きますよ」と有難いお言葉を頂き 「是非お願いします」と連絡を取り合いました。 その後「やはりパルボでした。 白血球が1400しかなくこのまま家で最後を看取ります」との電話がありました。 この子を助けるためにセンターもボランティアさんも手をかけ皆で努力していただきましたが 強力なウイルスには勝つことが出来ませんでした。 とてもおとなしい子で子犬にも負けてしまう性格の子ですと言われ 何とか命を繋ぎたいと思っていましたが、残念です。 最後痛みや苦しみが少しでもない事を願います。 今日はもう帰省ラッシュが始まっていて行きは4時間、 帰りは3時間半かかりました。 また悪い事に私の愛犬のくるみが 昨日からてんかん発作が4回起き注射や薬を飲ませても起きてしまいました。 とても1日中家に置いて行かれずトリマーさんのWさんにお預かりしていただきました。 やはり1日中眠る事無く歩きまわっていたそうです。 夜クルミを連れて来てくださいましたが、 再度発作が起き今回はチックの症状が加わってしまいました。 このような時は茨城までの道のりは過酷です。 センターは1週間はお盆なので処分をしないそうです。 助けるために皆が努力している中、 反対に飼い主が自ら処分に連れてきた白いきれいな中型犬が最終の檻に入れられていました。 帰って行く飼い主の後を追ってずっと吠えていたそうです。 何の理由で放棄するのでしょうか? 車の助手席に乗せて来て大事そうに大きな犬を抱いて放棄して行ったそうです。 最終の檻には17日の朝にガス室に入る犬達が10匹ほどいました。 その中でラブミックスの子を助けたいと思いましたが 大きさ的に難しく元の部屋に戻しました。 皆、異様な環境に怯え、不安そうな顔つきです。 ここの場所に来ると理解出来ない現実をいつも見てしまいます。 今回は3匹の犬達をお迎えに来る事をお伝えし帰ってきましたが 来週まで生きていてくれることを願っています。 いつも同行してくださるIさんも大変お疲れさまでした。 |
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