朝10時半に出て笠間にあるセンターに着いたのが午後1時半。O課長、Y主任の方が応対をして下さいました。17年度の定点収集で出された
成犬444匹子犬717匹計1161匹。 成猫188匹子猫832匹計1020匹。 これに捕獲収容犬6197匹。猫4582匹。 1つしかない命をこのような数字で表すことの惨さに心を痛めます。 そして収容犬舎に長靴と白衣をお借りして、恐る恐る入りました。びっくりしました。広さは犬頭数が多いため東京、神奈川の2倍ぐらいの広さの檻がならんでいました。でも委託業者の方達の犬達への愛情のかけ方に驚きました。子犬たちは毛布を敷き檻の中にはストーブがおかれています。「毛布は皆様からの御支援のもの」。 成犬の檻にはブロックを沢山重ねて2畳ぐらいの犬達のベットが作られその上にも毛布が敷いてあり犬達が寝ていました。また檻の中にケージも置かれ2匹の犬がリラックスして入っていました。でもこの子達には4日の時間しか残されていないのです。明日の朝はガス室に入れられる1匹のオスの子が「お座り、お手」と言うと一生懸命やってくれました。ごめんね。そう言うしかできませんでした。青い首輪をつけたこの子の人間「飼い主」はどこにいるのでしょうか?あー、できることなら全ての犬達を連れて帰りたい、それも不可能なことですけれど。 今まで引きとった子達は今幸せに家族の元で生きています。此処にあの子達もいて、危機一髪で救うことが出来たのだと思うと切なくなってしまいました。職員の方が下さった県民に配るグッズに「茨城県、犬の致死処分頭数全国ワーストワン」と書かれたものを見て、良いことしか表面に出したがらない行政の体勢に反し、自らこのような文字を載せることに、職員の方達の気持ちの辛さを痛感し悲しい気持ちになりました。これからは定点収集で出した飼い主に1人1人ボランティアのWさんが訪問し指導をして避妊手術を啓蒙していくとのことです。「あにまるさぽーと,、きずな」様、良い結果が出ること当会もサポートいたしますので頑張ってください。 そして私の一生では抱えきれない程の課題を科せられたような気持ちで夜8時に帰って参りました。1匹のワンちゃんを引き取りこの子にも幸せな一生を与えてあげられればと思っています。今日1日協力してくださったH様ありがとうございました。 |
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