茨城県動物指導センターの工事が始まってしまいました。
今まで「犬達の収容する場所を用意してから工事を始めるように」と 県庁、センターにお願いをしてきました。 しかしその要望も叶わず今日から工事が始まり 狭いスペースに5匹ぐらいの犬達が閉じ込められることになりました。 心配していた犬同士の喧嘩も起きています。 痴ほう症になった犬は分からず壁にぶつかり、 他の犬にぶつかると「ウー、ガウガウ」と吠えられ、 夜は真っ暗の中で喧嘩が始まれば逃げるところがありません。 犬はそのような時、1匹が喧嘩を始めると集団行動で全員で弱い犬を襲います。 そしてかみ殺されてしまいます。 工事は3月までかかるとのこと。 置き場所が無いので翌日処分される犬は前日から ガス室に通じる通路に入れておく事になってしまいました。 しかしガス室で排泄されると下が焼却する炉のため水で洗うことが出来ません。 そこで毛布を厚くひいて排泄物を吸い取り 犬達の焼却の時に一緒に処分するとのことです。 皆さま毛布が大量に必要です。 集めてください。 しかしこれで解決する問題ではなく、いろいろ考えました。 そして試験的に次のような事をやってみようと思います。 外の子犬達の運動場になっているスペースに 犬小屋を置き飛び越えないようにラティスで囲い 繋いで置ける犬達だけでも「寒くてかわいそうですが」 そこへ収容すれば少しでも置き場所を確保出来ます。 今そのスペースには毛布やフード等の物資を置いてあるため、 それをテントを張って移動しなければなりません。 そこで皆さまに次の物を至急御支援お願いしたいのです。 ①ボブハウス「プラスティックの犬小屋」の大を5個 ②毛布、タオルケット ※きれいに洗濯してある使用済みのもので構いません。 1回ごとに捨ててしまうので新品でなくて結構です。 ③テント ④ステンレス製のフードボール このような事は県で計画して行わなければならない事ですが、 何を言っても進歩的考えを持たない自治体です。 それなら私たちで動くしかありません。 処分されていく犬達に苦痛を与えて命を断つことは動物愛護法違反です。 「適正な収容施設を保持し犬猫を収容すること」と法律で書かれていますが、 今この状況を皆さま如何思われますか?。 エアコン設置も陳情中ですが、前向きな回答はありません。 しかし最初から出来ないと言う前に、 考えてとりあえずやってみましょうと言う考えは無いのでしょうか? 本当に日本全国のセンターからダントツに遅れています。 その様な事が無責任な飼い主が減らない原因になっているのではないでしょうか? 今日も16歳になる犬を放棄に連れてきた人がいます。 「16年生きたから、夜中に泣くから近所迷惑になった」と言う理由。 そして「ハイ」と言って犬を渡し、 犬を触って手が汚れたのか洗って帰って行ってしまいました。 このように犬を飼うレベルがダントツに低いことも 県の動物に対する配慮の無さが反映しているのでしょう。 今まで当会は行政の悪い事はあえて掲載しませんでした。 しかし今回の無計画なやり方には黙っていられません。 助ける予定の犬達が次々と死亡して落胆しても、 ここで諦めたら多くの犬達を救うことがこの時点で止まってしまいます。 茨城の犬達を少しでも 精神的、肉体的苦痛から解放して上げられる日まで 活動を止めることは出来ないのです。 皆さま、茨城の犬達を助けてください。 訂正2012-1-27 テントは今のところ間に合いました。 付け加えていただくものは「犬用チェーンくさり」をお願いします。 犬小屋2個、大型犬用ボイジャー1個はご寄付いただけました。 31日に行ってきます。 |
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