TopRSS管理
抜き打ち調査に
城県のセンターの工事が始ることで、
どのような状況に犬達が置かれているのかを抜き打ちに見に行きました。
しかしまだ工事は始まってもいませんでした。
40-50匹の収容犬を入れる場所を見せて頂きましたが、
とてもこの小さな上の方にしか窓が無いせまい部屋に犬達を入れることは虐待です。

県からはこの部屋に7-8匹入れられると言っているそうですが
現実を見にも来ない県側の言葉は到底受け入れることは出来ません。
そして「捕獲檻」にも収容できると言っていることは、
お世話されている方々は「それだけは出来ない。そんな可哀想な収容は絶対に拒否する」と
強く言っていらっしゃいました。

檻から出ることもなく掃除も出来ないまま出されたときは
ガス室に追い込まれるなんて犬達にとってどれほどのストレスを与えることになるかを
県の担当者は理解しているのでしょうか。

この工事を中止させるよう抗議していきます。
また今日はお預かり場所がもうないため、
犬の引き取りは出来ないと言う気持ちでセンターに出向きましたが無理でした。
まずこの2匹の犬達をお預かりしていただける方を緊急に探しています
来週水曜日には処分になる子ですが、
2匹ともとても良い子で「譲渡依頼」を出してしまいました。

また7匹「2腹」いる子犬達は今日の夕方お薬を飲まされこの世を去る運命でした。
諦める気持ちと余りにもあどけなく尾を振っている目を見ると、
引き取ろうかとの気持ちの葛藤でした。
でもやっぱり置いてくることは出来ずに1匹の妹犬だけ引き取りました。
お兄ちゃん犬は助けられませんでした。
この子たちを産んだ母犬も我子をきっと探していることでしょう。
飼い主はこの寒空に我が家で生まれた子犬を捨てていくことに心が痛まないのでしょうか?

別の5匹の兄弟も可愛い仔犬たちでした。
どこかの家で飼われていた母犬が産んだ子たちでしょう。
人慣れしていてとても人なつこい子たちです。
このように処分をしているおじさんも「毎日薬飲ませているんだ。
可哀想だから毛布をかけて帰るんだよ。
翌朝来ると皆硬直して亡くなっている」と辛そうに話していました。
手術もしないで飼っている無責任な飼い主がこのような悲劇を作っています。
飼い主は本当に反省してほしいです。
いつも行くたびに、助けられた子と残してこなければならない子を選別する事に
むなしさを感じてしまいます。


[2012/01/15 04:13] | 動物収容センター | page top
| ホーム |