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こんな人が犬を飼っているなんて
5日 神奈川県動物保護センターに犬の引き取りに行って来ました。千葉県からの見学の方を案内し、ボランティアのHさんと一緒に全てが終わり見学の方が終るのを待っていると受け付けに1人の老人が放棄に来ました。
「あーまた、処分にもってきたんだ」と思い職員との話を聞いていました。

「なんで飼えなくなったんですか?」と聞くと「車のタイヤを2個切られた、この犬が吠えなかったから、もっと吠える犬をまた飼うから」と言っています。思わず「ひどーい」と叫んでしまいました。

「犬の名前は?」と職員。「名前は無い」と。2年間も飼っていて名前も付けてあげてもいません。トラックの荷台に乗せられてきたこの白い犬はこんな飼い主でも近寄ると嬉しそうに尾を振っています。

「泥棒にはいられたのはこの犬と関係ないでしょ?」と言っても「人間の生活のほうが大事だ」と言うので「もう2度と犬は飼わないで下さいね」と言うと「敷地が広いからまだ3匹犬がいる。いくらでも生まれるから」とこんな事を言いました。

「それじゃ、また吠えない犬なら処分に持ってくるんですか?そんな事をすると神様はちゃんと見ていますよ。あなたは良い死に方はしないからね。」と言ってやりましたが、にやにやしながら帰って行きました。今飼われている、ほかの犬達もただ繋いで番犬として物のように扱われているのでしょう。こんな人間に飼われている犬達は生きている事のほうが地獄です。このようなレベルの人間に何を言ってもダメと職員も黙って引き取っています。

何か説教できないのでしょうか。
腹が立つ日でした。しかし4つの命を車に乗せて帰って来ました。
[2007/02/06 04:32] | 放棄・虐待 | page top
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