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クロスケは生きていました
ミニピンのクロスケ君が脱走して19日目。
4日に張り紙してから何の手がかりも無く、生存すら危ぶまれていました。
しかし2日前の夜8時ごろK様宅のお庭に現れたという情報をえて、
飼い主様のSさんが飛んでいくと確かにクロスケの姿。
しかしその前をものすごい速さで逃げて行ってしまいました。

昨日もお預かり人のIさんが毎日のように鎌倉から町田まで車を走らせ探しに来て下さっています。
そして今日2時ごろT病院の裏山の公園の階段にいたクロスケを見た方がいらっしゃいました。
夕方5時に市の保健所職員3名と待ち合わせ重い捕獲檻をお借りする事が出来、設置致しました。
本来、飼い主が逃がした犬の捕獲には檻を貸し出すことは出来ないそうです。
しかし今回当会の活動も御理解下さり、野犬の捕獲ということで、お借りする事が出来ました。
中にペディグリーチャム缶
<※匂いが強いので犬は寄ってくると以前センターの方にお聞きした事がありました>を置き
クロスケの使用していた座布団を入れ周りにフードをばらまき、入ってくれることを願いました。


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そして帰ろうとしたとき、クロスケがまた現れたたと
病院の患者さんとお見舞いに来られた方が張り紙を見て電話下さいました。
公園に行く階段を上って行ったと。
クロスケはここの山を通って病院側と畑側の両方の場所に行き来しているようです。
やっとここが安心していられる場所なのでしょう。
水もあります。
でも痩せていたと。

捕獲檻は朝と夕方職員が見に来て下さるそうですが、
私たちも数回確認に行きます。
金曜日に一度回収し、また月曜日に入らなければ再度設置して下さるそうです。
真っ暗な山の中であの子は生き延びていました。
ハーネスも付いたまま、半野良犬状態です。犬の鳴き声を真似してみました。
「クロスケ帰るよ、おいでー」と
口笛を吹きながらIさんと公園を歩きましたが、何の気配もありませんでした。
1匹の犬にこんな沢山の人間が振り回されています。
でも捕まえてあげないとこの子は生きては行かれません。
助けた命です。
必ず保護しなければならないのです。
クロスケは何だか楽しそうに走っていたと言われた方がいました。
犬本来の姿なのでしょうか?
2時間探しましたが、今日は見つけられず終わりにしました。
明日檻に入ってくれること願います。


[2011/04/13 22:07] | ミニピン クロスケ君情報求む | page top
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