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廃業繁殖店からのレスキュー
昨日は会のスタッフ3名で廃業現場に行ってきました。
どこも同じような酷い状態ですが、
ここでも生かされてきた犬達は日も当たらない小さなケージに入れられていました。

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扉も壊れ、洗濯バサミで止めてあったり、ゴミと抜け毛がケージにクモの巣のように絡まり、
錆びたケージ「。。とは言えないもの」に入れられていました。

表面の部屋の犬達はまだ日も入りますが
奥の小さな2つの部屋に入れられている犬達は風も日も入らない、
カビが生えそうな場所です。一度も外に出しても貰えず、
ただ子犬を取るためだけに生かされている家内工場のようなものです。

3段に積み重なった壊れたケージ。
ふと見ると「こんなところにも犬がいる。
この子はオスメスどちらですか?」と聞くと「どっちか分からない」と。
潰れそうな真っ暗なじめじめした床の大きなゴミバケツの裏に隠れるような形で置かれている子。
皆諦めきった顔でした。

チワワたちはそれでも毛玉はありますがそんなに酷くはありませんでしたが、
プードルたちの姿は鎧かぶとをかぶっているように
ガチガチに固まった毛玉がコブのように体中を覆っています。

水もおかれていず、ことしの夏の暑さはこの子たちにとってどれだけ、過酷な日々だった事か。
怒りも覚えました。
しかし、どこの現場もそうですが、本人を怒らせてしまえばレスキューは出来なくなります。
全頭助け出すまでは、心で怒り、口ではおだて、
気分を損ねないようにしなければならないのです。

本人は「もう店は止める」と言いながらも
店のガラスには「チワワ3万ー5万」という張り紙がありました。
チワワがこんなに巷で捨てられているのに
「この子犬達は20万でも売れるんだ」と今の現実も知ろうともしない爺さん
「ワクチンは買った人が後ですればいいんだし、あれは一生に1回すればいいんだ。
獣医が儲かるからやってるんだよ。
今までは自分で打ってた」と呆れるような言葉がでてきます。

「自分はプロなんだから」と何を言っても聞き入れる耳を持ちません。
「そうですねー、お爺さんは犬に詳しいからねー」と
おだててあげると、ニコニコしていました。

まだ産まれて間もない子犬を抱えている母犬子犬は「あれはダメだ。あげないよ」。
「それじゃーもう少し育ててから必ず私に渡してね。
絶対に売らないでよ」と約束しましたが、
お金になれば売るつもりなんでしょう。
「面倒だから処分に保健所に出そうとも思った。増えたら処分する事も必要だ」との考え。

職員の方が「こうして協力してくださる方々がいるんだから、
命を絶つのはいけないよ」と説得していました。

職員の方もこの「動物愛護法」ではあるところまでしか、
入り込めない現状に歯がゆく思われていました。
店先に売りに出されている子犬達の裏でこのように
母犬父犬達は虐待としか言えないような過酷な一生を過ごす運命を
皆さましっかりと覚えておいてください。

今日は12匹の犬達を乗せて車は満杯。
しかし1匹も吠えることも、吐く事も無く、静かに第2の生活のスタートをしました。
これから募集をしていきますので、幸せにして下さるご家族様をお待ちしております。
[2010/11/02 16:08] | 多糖飼い崩壊&繁殖店廃業&悪徳ブリーダーからのレスキュー | page top
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