TopRSS管理
これが茨城の現実?
今日はスタッフのIさんと茨城まで行ってきました。アメリカからクリントンさんが来日されるので道路も規制されて混むと思い少し早めの9時半に出発しました。意外と早く12時には笠間に到着。1時にセンターに行き今日はミニピン2匹、ミックス犬オスメス2匹計4匹を引き取りました。

相変わらず収容房の中は犬達でいっぱいでした。母犬が生後2週間ぐらいの子犬8匹を必死に守っていました。収容されてきた時にはまだ産まれたばかりの子犬で職員の方も育たないと思っていたところ、1匹も死亡せずに育っているそうです。母犬は愛情が深く人に対して警戒をしていたそうですが、今はお世話してくださる職員の方には尾を振るようになったそうです。でもこの親子は24日まで。その後は生きていくことはできません。ダックスの子も引き取ろうと思いましたが、怖がっていて唸り引き取ることを断念しました。

そしてセンターを出たすぐ側の工場にこのごろ気にかかっている子犬がいます。1カ月ほど前には成犬が吠えて繋がれていましたが、その犬がいなくなったら生後2か月位の子犬がその汚い犬小屋に繋がれています。私は車から下りて子犬に近ずくと、もう嬉しいと体全体で喜んでくれました。

この子はまだ子犬なのに泣きもせず1匹で、誰も構ってもくれない工場の片隅に人間から放され置かれ、私が近寄って行った事がとても嬉しかったのでしょう。今日はものすごく暑く、その子犬は全く日陰もない車の通る道路際に置かれた犬小屋の横の少しの日陰に座っていました。短い鎖につながれ、ボブハウスは前のめりに傾いて雨の泥で汚れています。そしてびっくりしたことは、炊飯器の中の深い釜に入れられていたもの。ご飯に味噌汁をかけたような食べ物を与えています。アゲ、ニンジン、ネギ等の野菜が混ざっていました。もうハエがたかり腐った匂いがしています。それでもお腹がすいているのか入れ物の釜を横にしてあげるとご飯を少し食べていました。「こんなもの食べちゃダメ」と言いましたが私はフードも持っていませんし、与えることが出来ません。水はお湯のようになまぬるくなっていました。犬小屋の周りは泥濘があり蚊が発生してしまいます。フィラリアの薬も飲ませていないのでしょう。側にあったブロックを犬小屋の下に入れて傾いた入口を直し、「今度フードをもってくるから」と言って車に戻りました。その子犬はじっと私たちを見つめていました。夜は電気もない真っ暗な道路。そこに夜も子犬は1匹で置かれています。なぜこのような飼い方をするのでしょうか?小さな子犬が深い釜の中の食べ物に口も届かず食べられないことも分からないのでしょうか?本当に「生きている」命に対しての配慮はまるでありません。

しかし帰りに遭遇したSさんに聞いた話。「つないであったって、犬小屋も置かず、雨にずぶぬれになっている犬もいるのよ。飼い主に、濡れていますよと言っても、そうだねー、びしょぬれだね、と言うぐらいで犬小屋を置こうとする気持ちもない」と聞きました。これが茨城の犬達の現実なのかと、唖然とし、気が遠くなるような思いがいたしました。処分される子犬達も可哀想。しかしこのような飼い方をされて一生を終える犬も哀れ。アー、どこから手を着けたらいいのでしょう。
[2010/05/21 22:53] | 動物収容センター | page top
| ホーム |