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茨城のセンターにて御挨拶
茨城のセンターにて御挨拶
16日は、あにまるさぽーときずな様とアライブのHさまとセンターでお会いでき、新センター長様といろいろとお話が出来ました。

当会の「首輪キャンペーン」をいかに有効に効果が出る方法で行えるか、また地域のボランティア様のご協力があってこそ、動ける活動ですからその打ち合わせをどのようにしていくか、有意義な意見も頂きました。

市としても放し飼いの犬を減らし、不妊去勢手術の実施を高めていくための審議会を立ち上げていくとのお話でした。春から「定点収集」も廃止になり県民の方の動物に対する意識も変わって下さることが一番の願いですが一朝一夕には行かないことは明らかです。

しかし牛歩の歩みであってもやらないよりは良いことです。誰でも常識として犬を飼う事になった時は最低限「首輪」「クサリ」「犬小屋」は購入しますよね?でも残念な事にこの初歩的段階でこのような意識がない飼い主がある地域にはとても多く、また工業の町なので、仕事が終わればそこを立ち去っていく方が多いため、住んでいる間だけの飼育が多くそのまま犬を置き去りにされる飼い主が多い地域だともお聞きしました。

そこで置き去りにされた犬達はなんとか自力で生きられる環境であるのか、繁殖をし、増えて行ってしまうのです。私たちがいくらセンターから1匹1匹助け出しても効果はありません。

20年度の事業概要を頂きました。犬収容頭数6379匹「内子犬2818匹」、返還159匹、処分頭数5529匹。猫収容頭数3847匹「内子猫3143匹」、返還1匹。処分頭数3635匹です。

この返還率の低さには驚きです。日本ワーストワンとの汚名返上される日はいつになるのでしょうか?新センター長様も、何とかこの汚名を返上できるようにしたいと意気込んでくださいましたのでどうか初心を忘れずに御健闘いただきたいと思います。

ボランティア団体だけではどうする事も出来ない面、また行政では細かいところまで踏み込めない面があります。だからこそ双方での協力が必要になってくるのです。

東京の団体がなぜ茨城県の犬猫を保護する活動をするのかと思われるかもしれません。当会は東京、神奈川の譲渡事業はある程度道筋を引くことが出来ました。20年の歩みの中、いろいろな困難も乗りこえてここまでたどり着きましたが、今度は近県の犬猫のために少しでも力になってあげられればと思っています。どこの地域の犬猫も生きる権利はあります。手を差し伸べてくれるのを必死で待っている犬猫がいます。皆人間の勝手で生まれ、命を絶たれているこの現実を方向転換出来るまでまた1から出発です。皆さまどうか見ていてください。当会は頑張りますから。

プードルちゃんを1匹引き出し、後日2匹の犬を譲渡願いを出してきました。
みんな幸せになりましょう。
[2010/04/17 11:46] | 動物収容センター 引き取り等 | page top
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