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TBSテレビ、噂の現場
14日放映された、飼い犬と野良犬が町中を歩き回り、唖然とする内容の番組をご覧になられたかたも多いと思いますが、この茨城県神栖市という場所は茨城のセンターにも多くの首輪なしの状態で捕獲されてくる犬がとても多い地域なのです。この番組に取り上げられるということはやはり想像していた通り、住民の意識が低く市の対応の甘さに起因しているのだと思います。

当会も以前洋服を着たパピヨン、プードルのオーリー君が神栖で収容され、飼い主はお迎えに来ませんでした。とても良い子達で捨てたのではないのでしょうが、やはり放して勝手に歩き回りそのうち、家に帰って来ると飼い主は思っていたのでしょう。しかしこの子達は捕獲されセンターに入ってしまいました。

この神栖市は千葉県との県境にもなっていて神栖市波崎は海もあり、捨て犬のメッカになっているとか。飼い犬のヨーキーが家から出てきてゴミ捨て場のおにぎりを食べるなど飼い主として本当に意識の低い、言い換えれば「飼う資格のない」方が犬を飼っている。このような地域ですから、不妊手術などするわけない。皆妊娠し何度も子犬は処分され、それでも一向に反省する事もなく「生まれれば海に捨てる、穴を掘って埋める」そのような事が日常茶飯事に行われているのす。

ある日のセンターの収容犬情報に2日間で神栖から27匹もの犬が収容されたことがありました。考えられない現実です。行政の対応も[どうせ変わりっこない」と諦めているとしか思えません。住民の意識の問題だからと何もしなかったら、この先何十年経っても変わりません。ゴミのように捨てられ処分されていく犬の数は減らないのです。

皆さまに署名を集めていただき、茨城県知事にお届けしましたが、県知事さんは「茨城空港」のことで頭は一杯なのでしょう。もう頼れません。今度は獣医師会に要望していきます。きちんと飼育されている茨城県民の方も沢山いらっしゃいますが、しかし「日本一処分頭数の多い県」のレッテルはまだまだ剥がされることはありません。

困りましたね。
[2010/03/16 08:15] | 気になること | page top
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