TopRSS管理
あちこちで多頭飼い崩壊
以前リンク先の「動物の幸せを結ぶ会」様の代表Kさんが栗橋多頭飼い崩壊犬の事を記事にされていたのを読ませていただきました。しかし時間が経つと世の中の人たちはそこの犬達のことは記憶も薄らぎ、忘れて行ってしまいます。





しかし今でもこの劣悪な環境下に多くの犬達が引き取られないまま置かれています。ケージに押し込まれ太陽にもあたることもなく、歩くこともできずに、毛玉だらけ、糞まみれ、えさや水も満足に与えられずに辛い数年を過ごしてきました。

2団体様がレスキューに入ってくださりエサや水はもらえていますが助け出される前に死んでいってしまった多くの犬達。ブリーダーではなくこの飼い主は、ただただ犬達を拘束し世話も満足にできないまま集めておく事はどのような考えなのでしょうか?

結局この飼い主は59匹の犬達を全部放棄しました。ここの犬達も何も抵抗も出来ずに檻に入れられ暑くても寒くても逃げることも出来ません。当会が関わっています相模原の多頭飼い崩壊の犬達もそうですが、無責任な神経の持ち主だからこそこんなに産まれて増えてしまっても危機感も持たず、そしてあるときお手上げ状態になり放棄する事しか出来ない飼い主。

このようなケースが本当に増えました。昨日もある団体様から「ブリーダーがチワワを10匹抱えて家を失い、車で生活をしていてこの犬達を放棄することになった。」との話を聞きました。一般の家庭の犬達も、ブリーダーの犬達も放棄されれば命の処分しか出来ないこの現実。犬猫を飼う前にこのような事にならないために、慎重に考えてほしいと思います。

そして「白い犬が良いとか、耳が立っている犬が良い」とか、そのような外見からだけで動物との御縁を選ばないでほしいと私は思います。1匹1匹人間と同じように個性があります。その子が自分の環境や生活状況に合うかを検討してみてください。そしてこの「栗橋多頭飼い崩壊犬」たちのような犬達を家族に迎えていただけないでしょうか?勿論センターで処分される犬達も沢山います。せめてボランティア犬の新飼い主様になっていただける方々だけでもこの現実をしっかり心に受け止めておいてください。


↓↓動物の幸せを結ぶ会様↓↓
http://www.satooya-tsuushin.net/top.htm
[2010/02/22 16:56] | 命の現場 | page top
| ホーム |