現在、当会の主な引き出しは 茨城県動物指導センターからのワンちゃん達です。 この活動を始めて約20年。 思い出せば神奈川県の収容頭数も、 茨城県のようにものすごい数の多さでした。しかし 年が経った今、 東京・神奈川の収容件数はとても減少しました。 そして又、一からの出発ですが、 日本一処分頭数の多い茨城県の犬たちの 救出をスタートしたのです。 しかし現実は想像以上に厳しいものでした。 近県でありながら、一歩東京から離れると、 野犬化した犬の集団、放し飼い、 生まれてくる子犬、仔猫の多さ、 妊娠している犬、収容犬の返還の低さ、 どこから手をつけたら良いのか 頭を痛めます。 皆様のおかげで「不妊・去勢手術の補助金」 2万名署名達成できましたが、 その後の改善もなく、 子犬、仔猫の処分は一向に減りません。 不妊・去勢手術をいくら唱えても 効果が得られそうにありませんので、 初歩的レベルまでさげて 「首輪を着けて繋いで飼うこと」を広めるために 「首輪キャンペーン」を企画しました。 大変な作業になると思いますが、 一匹、一匹飼い主に首輪を渡し 理解して頂けるよう啓蒙してゆきます。 テレビでも放映された茨城県のK市は 野犬の集団に混じって 小型犬の飼い犬までも町中をうろついている有様。 茨城県全域ではなく、ある地域に片寄って 犬の飼育レベルの低さが目立ちます。 子犬が生まれれば 「海に捨てればいいんだ」 「穴を掘って埋めればいい」 というような考えの人、 繋いである犬に犬小屋みなく、 「犬が濡れているから小屋を置いてください」というと、 「犬、そうだねー 濡れてるね-」と 何とも思わない飼い主。 先月もセンターに行く途中、 住居からかなり離れた道路際に 2ヶ月くらいの子犬が鎖に繋がれ 日陰もない泥だらけの犬小屋にいました。 食べているものはご飯に味噌汁をかけたもの。 腐ってハエがたかっていました。 これがこのあたりの犬たちの現実なのかと ショックを受けました。 いわゆる番犬なのです。 この「首輪キャンペーン」を始動していくに当たり、 当会の人員だけではとても間に合いません。 茨城に在住していらっしゃる愛犬家の方、 推進委員の方、 どうぞこのキャンペーンに参加してくださるよう お願い致します。 お申し込みは当会事務局にお願いします。 一匹でたくさんの命を助ける事を願って。 |
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