現在、ペットショップで販売する子犬にはマイクロチップを入れることになっています。この番号から飼い主を判明して捨て犬を減らそうと環境省が始めた対策ですが捨てる人はこんな物が入っていても遺棄します。
ある収容犬をセンターから引き取ましたがマイクロチップが入っていて売った店が判明。それは店の登録番号でした。そこから飼い主を特定しセンターから電話をしたら「いらない」と、以後書面を出しても再度電話をしても無視する飼い主。本来なら「動物を捨てることは犯罪」として罰金をはらわせなければなりません。しかし今の「動物愛護法」で遺棄した飼い主が分かっても最後の詰めまでやろうとしない、やってもどうせ払わないだろうと思うのかその時点で諦めてしまう。これでは何のための「動物愛護法」なのでしょうか? 業者にも対しての「動物取り扱い業」の規制も全くザル法です。あちこちで繁殖業者が「虐待」で警察案件になってもうやむやにして最終的には商売を続けさせて廃業にまでなっていない。いつまでも犠牲になっているのは「犬、猫」です。欲しい時は多額のお金を出してでも手に入れ、いらなくなれば捨てる。 マイクロチップが「捨て犬防止」にはなっていません。ペットショップで買う方も、保護犬保護猫を引き取る方も目先だけの気持ちで飼うことが無いように真摯に考えて迎えて欲しいと切に願います。また私たちが活動しているような保護犬猫がいなくなるような社会にならなければ日本は動物愛護先進国とは言えないでしょう。 |
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