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1匹の猟犬の旅立ち

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2010年1月29日、茨城県センターよりセッターを引き取りました。当時、使い捨てになる猟犬はほとんど処分の運命でした。後を追って来ないように足を銃で打たれていたり、誤ってか鼻を打たれ骨まで出ていた猟犬もいました。皆山に捨てられガリガリになって人里に降りて来てセンターに収容され、最後はガスで窒素死処分の運命でした。


しかし助けたジュリアちゃんは本当に可愛がって下さいました里親様とめぐり会い幸せな毎日を送っていました。人間も犬も将来は予想もしない出来事が起こってしまうことがあります。ジュリアは里親様とのお別れになってしまいました。当会のKさんの所で余生を楽しく過ごさせて頂き、ドックランでは若返ったように走りました。


しかし年には勝てず7月5日夕方眠るように天国へ旅立ちました。
抱いて頂いている時最後のお別れの挨拶をして息を引き取りしたそうです。感謝のお礼をして行ったのでしょう。今頃は大好きなママさんと喜びの再会をしていると思います。ジュリアちゃんに関わり命を繋いで下さいました里親U様、預かりをして頂きましたスタッフのK様、幸薄い猟犬の一生を最期まで支えて下さいましてありがとうございました。ジュリアちゃん!お空でも鳥を見つけると吠えていますか?

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[2023/07/09 14:24] | お便り お礼等 | page top
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