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東京都も野犬の住みかに
今年8月頃、二子玉川で捕獲されたメスの野犬。「香川県動物愛護センター」のマイクロチップが入っていた。そして移動して行ったり来たりしている大田区の河川敷に一緒にいたオス犬は「山口県」から「神奈川県の保護団体」に譲渡された野犬だった。メスも不妊手術はしていない、オス犬も未去勢。なぜこのように他県の犬達が遠い東京都などにいるのかお分かりでしょうか?。

それは各自治体「センター」では保護団体に譲渡をしています。しかし引き取った団体は更に県外の団体に横流しをしたり県外の団体が引取りに行ったりと野犬たちがばらまかれるような事になっているのが現状です。東京都にはもう「野犬」という犬はほぼ絶滅して存在は皆無です。今後このように他県からの野犬を「可哀想」と引き取りをして不妊手術をしないまま逃がして捕まらずに放置したら「東京都に野犬が蔓延する」事になってしまいます。

それだけでなく沖縄では「レプトスピラ」という人畜共通感染症が発生し人間が死亡する事が起きています。また赤血球を破壊する「パベシア症」という怖い感染症も発症しています。このように繁殖のみならずウイルスや寄生中も移動してきてしまう恐れがあるのです。


「殺処分0」と言う裏で今後違う面で危惧されることが起きています。3年前「茨城県センター」からある認可団体が「京都の保護活動家」の増山という女性に6匹の犬が渡され6匹はあのオゾマシイ「餓死事件」に巻き込まれました。ボイジャーに入れられたまま餓死させられ死体も放置されたままの事件が起き動物愛護法違反で逮捕された増山に渡した多くの愛護団体が大騒ぎになった事件は皆さまの記憶に残っている事と思います。

そして他にもH氏が保護活動をしているシェルター内で「さくら」という茨城から送られた犬が泡を吐いて死亡。なぜこのH氏に犬が渡され鹿児島のコンテナ内で熱中症で死亡したのでしょうか?このH氏は余りにも管理が悪い為多くの苦情があり「茨城県認可団体」を外されている団体です。不思議ですね?どこかの認可団体が引取りH氏に横流しをしたのでしょうか?


この様に各自治体は「譲渡事業」をするのであれば「譲渡認可団体」の審査を厳密にしなければ犬達が更に不幸な運命を強いられ、また他県の皆様にも迷惑をかけることになるのです。

「収容頭数が減るならどこでも引取ってくれれば」と言うような譲渡は今後見直さなければならないと思います。
「人間と共存出来ない犬達」を無理やり「人間社会」の中に押し込むことが本当に幸せなのでしょうか?。勿論、手を掛ければ「共存」出来る犬もいます。しかし野犬として親代々生きて来た犬達は「人間と生活する」事は反って精神的苦痛になる事も理解してあげなければならないのです。その様な犬が未知の場所に連れて来られ、恐怖から脱走し、どれだけの不安の中で毎日を生きていかなければならないか。

「愛護活動」の本質をもう一度考え直すことは必要ではありませんか?。収容犬を「センターから引き取る」だけで「殺処分0」が解決できることではないのですから。当会も保護活動をさせて頂いておりますが、必ず引き取った犬猫は当会が走り回れる範囲内でしか譲渡は致しません。それは「犬猫達の生涯に責任」があるからです。

参考にこの記事をお読みください。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c63d0b2633dde758ade9280f74cd08253c5d04e3
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[2022/10/29 10:33] | 自治体 行政関連 | page top
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