TopRSS管理
知事への要望
昨日簡易書留にて「大井川茨城県知事」様へ要望書を送付いたしました。内容は掲載致しませんが※1>センター内の犬達が過密に詰め込まれかみ殺し、嚙み合いの喧嘩で人間が止めに入らなければ生死にかかわる様な事故が日々起きています。「殺処分0」にした結果こんな悲惨な状況になっている状態を知事本人に視察して頂きその後の判断を委ねる物で「処分再開」を要望するものではありません。
※1>咬み殺されてしまいました。
 殺処分0は虐待です。


しかしこの先愛護団体がいくら引き取りを頑張った所で焼け石に水です。また箱物を作って置き場所を増やしたところで解決策にはなりません。連名に参加して頂いたい10団体様のお考えも当会と同じです。「期間限定での安楽死処分は避けられない」と思います。このまま「殺すな」とわめいている団体もありますがそれが犬たちの福祉にとって最良の考えでしょうか?人間を恐れ、危険とされる犬達が万が一引き出した団体から逃げていつ起きるか分からない災害、地震の時に県民を咬んでしまう事が起きたら誰が責任を取るのでしょうか?

神奈川県センターでは以前、捕獲の時に怖がって職員を咬んでしまっても「咬傷犬」とされて愛護団体にも譲渡はしませんでした。しかし茨城県センターでは「引き取る」と言う団体にはどこでも渡しています。あの※2>京都の愛護家を名乗る「増山事件」が起きたところにも茨城のある団体が「殺されないように」6匹の犬を送りました。どんな環境で飼われているのかも確認せず。結果ボイジャーに入れられたまま餓死させられた膨大な犬達の死骸が発覚し大騒ぎになった事件を皆さまも記憶に新しいと思います。
※2>京都の愛護家を名乗る「増山事件」
   京都動物保護活動家の結末


その様に何でもかんでも「センターで処分されなければいい」と言うような考えでは犬たちにとって適切な判断ではないと思います。不幸な命を増やさない「不妊手術の啓発」「狂犬病、登録の徹底」「マイクロチップ、鑑札、名札の装着の周知に県全体での取り組みをしない限りこの悪循環は終わりません。犬達はその間悲惨な運命を背負い生かされていくのです。

知事への要望書は秘書の方の判断で担当部署に下げられてしまいますので今回は秘書の方にも「すでに環境衛生課には書面提出してあるためこの要望書は愛護団体他多くの方々からの気持ちです。必ず知事にお届けできるようにお願い致します」と一筆添えました。

私達は愛する犬達を「処分したい」等、到底考えている事ではありません。しかし生きている犬達がこのような状況下で一生太陽にも当たる事もなく生かされていなくてはならないなら「殺処分0達成」の言葉には賛同できません。

[2022/09/07 14:38] | 動物収容センター 引き取り等 | page top
| ホーム |