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痛々しい切開痕


具合の悪いシュナウザーがいるとの緊急レスキュー依頼があり18日に再度Tさんに向かって頂きました。
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帝王切開した後が化膿して膿が出ていました。流れ出す膿で後肢はべたべた状態。タオルでお腹を巻かれた状態で放棄されました。まだ2歳になったばかりのこの子はすでに以前も出産させられたようなお乳をしています。1歳未満でも繁殖に使うそうです。

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これが日本の「動物愛護先進国」と言えるのでしょうか?今の愛護法では守ってあげられないのが現実なのです。化膿するとはどれ程の痛みだったでしょう。人間だって傷が化膿すればズキンズキンものすごい痛みです。口がきけない動物たちは黙ってじっと耐えるしかありません。


この子は今動物病院に入院しています。フードも食べれず点滴をしながら治療をして頂いています。本来帝王切開した業者の病院で治療をするのが道理です。しかしお金がかかるので業者は病院にはかけません。もしかしたら自分たちで切開手術をしたのかもしれません「業者の中には自分でやる人間がいますから」。しっかりと消毒もせずこんなことになりもし子犬が生きていたらこの状態で授乳させられます。

しかし可哀想な事に赤ちゃんたちは死産してしまいました。立て続けにこのような小さな動物のお腹を切ってまで子犬を生ませ販売するこの「動物繁殖場。この現状は社会の動物を愛する人たちの抗議の声を政府に伝えていかなければ繁殖用動物達の今後は改善できません。安易に「命をお金で買う」人間がいる限りこの子達の辛い毎日は無くならないのです。

[2021/08/20 11:07] | 多糖飼い崩壊&繁殖店廃業&悪徳ブリーダーからのレスキュー | page top
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