この繁殖場の大元は東京都稲城市にある「多摩ドッグハウス」の自家繁殖場だったようです。ホームページを見ると軒並み45万等高額の子犬の販売が掲載されています。この子達の生まれたところにいる親犬達はプレハブ小屋のような酷い環境に置かれ産むだけの道具として生かされています。30匹が焼け死んだそうですがこの業者にしては痛くも痒くもないのでしょう。
今、管轄の東京都多摩支所にお聞きしました。販売の店は東京都だけれどそこに「自家繁殖場の子犬」と言う事で産ませている場所が宮城県の場合どのような場所で産ませているという情報管理は出来ないのかと聞きました。繁殖場のある「宮城県が認可をしていて東京都は販売店のみの指導、管理」だけとの事。「環境省から言われたままその通りに動く事しか出来ません」と言うお答ももっともです。 これでは「自家繁殖犬」として販売している業者は地方の山奥でも繁殖場を作りいくらでも販売は出来る体制です。縦割り行政の汚点です。「繁殖規制」も3年先に延期になりましたがそれまでに、どれ程の犬猫達が悲惨な状況で産むだけの道具として酷使されていくのか。本当に「繁殖業」の世界にメスを入れて行かなければ「数値規制」等施行されたところで幾らでも業者は抜け道があり「命をお金に換える」事は止めないでしょう。この火事で焼け死んだ犬達の苦しみを心に刻んで「犬猫をお金で買わない」を浸透させていきましょう。 これから「宮城県衛生課」にこの業者の認可した理由、管理をお聞きしてまた報告いたします。130匹もの犬を2人の従業員が世話しているような体制の繁殖場を許可を出すこと自体問題です。全国にはもっとひどい管理の業者も野放しです。いつまでも終わらない繁殖場の実態。 この様な犠牲になる犬達の案件に心痛めます。 犬30匹以上が死んだか 犬の飼育施設で火事 女性2人がけが〈宮城・大崎市〉 https://www.fnn.jp/articles/-/147459 ※画像クリックで拡大します ![]() |
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