あるセンターにチワックスの女の子が24日収容されてきました。「衰弱」となっていましたがどうも「椎間板ヘルニア」で立つことが出来ないようで、また食欲もなくセンターの医務室で治療をして下さいました。しかし2日目の今朝亡くなっていたそうです。もと飼い主はこのような体の犬をこの寒空の下に捨てて行ったのでしょう。動く事も出来なかった10歳位の大人しい女の子です。声も出せずに何日間外に置かれて生きていたのか。最後の旅立ちの時にも誰もいない場所で1匹で生涯を寂しく終えて行きました。
何とか保護出来ないか検討していましたがこの子は皆さんに迷惑をかける事もなくこの世を去りました。現場の犬達を見ている私達が一番心痛める姿はこのように年老いて、懐かしい飼い主の顔を見ることなく誰にも看取られず亡くなっていく動物たちの存在です。 どんなことが起きても縁があり一緒に今まで生きて来た犬猫を捨てることは人間として絶対にやってはいけない事です。まだ収容期限内の子ですから写真は掲載できませんが、元飼い主はこの子の不安そうな写真を見て捨てた事を反省してください。 助けてあげられなくてごめんなさい。今度生まれてくるときは最後まで側にいてくれる人間の元に生まれて来れるように祈ります。 |
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