7年間もの長き年数をかけて「真の愛護」を訴えてきましたT様より賛同団体へご報告がありました。その全容を記載いたします。
日本の保護動物の未来を考えるネットワーク 賛同団体各位 大変ご無沙汰しております。またいつも活動お疲れ様です。 昨年9月に告発したPWJに対する処分について、ネットワークとして同11月に福山検察審査会に不服申し立てを行っていましたが、今月7日「不起訴相当」との報告が来ました。残念ながら、検察による不起訴処分の裁定を覆すに足りる証拠がなかったことが議決の理由です。 7年もの長い間、この問題と戦ってきましたが、賛同団体の皆様には、力及ばずで申し訳ありません。この結果をもって、告発のすべてが終了となりますが、「嫌疑不十分による不起訴」とは、犯罪の疑いがあるものの、裁判で証明することが難しいと検察が考えての判断であることを忘れてはなりません。 現行の動物愛護法では刑事事件として立件できなくとも、内部告発等の内容に偽りはなく、現在も数々の疑問が残されたままです。 不妊手術による繁殖制限の徹底という入口対策を疎かにし、保護譲渡という出口活動のみに大金を投じても、野良犬野良猫は毎日産まれ、永遠にセンターの収容数は変わらないという当たり前のことに、全ての愛護関係者が気づき、現実に向き合って欲しいと願わずにいられません。 なお、数年に渡って私たちはPWJや広島県に質問や要望をしてきましたが、昨年から今年に入り新たに信じがたい事実が判明しました。 これまで「瀕死の犬以外は全頭保護」「殺処分ゼロを達成、維持!」をスローガンに寄付を募っていた同団体が、いつの間にかその公約を放棄し、それに伴い広島県も今年1月から180度方針を転換し、殺処分を再開していたことが明らかになったことです。莫大な広告費を投じて多額の寄付を集めてきた同団体として、これらの事実について当然説明責任があると思いますが、彼らはこの事実を公表せず、巧みに「殺処分ゼロの定義」を変えて活動を続けています。 私たちがこれまでPWJを追及してきたのは、単に1団体を叩くことが目的ではありません。PWJほどの大規模な保護団体が、譲渡活動の基本である不妊手術を徹底せず、過密収容を容認することは、日本の保護活動に悪影響を与えるだけでなく、「殺処分ゼロさえ掲げれば金が集まる」と知った、昨今急増している劣悪保護団体を生み出すきっかけになった点も見逃せません。 消えた800頭はどうなったのか?何故多くのシェルターが非公開なのか?等、現時点での疑問点もまとめましたので、同団体がこれらの疑問に対し、誠意を持って回答するよう、あらためて賛同団体の皆さまにも直接PWJに問いかけてくださるよう切にお願い申し上げます。 今までご協力いただき本当にありがとうございました。 検察審査会議決結果報告 https://inunekonet.wixsite.com/openletter-pwj/post/result 疑問点まとめ https://inunekonet.wixsite.com/openletter-pwj/question ピースウィンズ・ジャパン https://peace-winds.org/contact ふるさとチョイスのトラストバンク https://www.trustbank.co.jp/contact/ gooddo https://gooddo.jp 日本の保護犬猫の未来を考えるネットワーク +++++++後記+++++++ 「ピースワンコの殺処分0は?」 皆様もご存知と思いますが広島のセンターから全頭引き取り「殺処分0」になったと皆様のご寄附と「ふるさと納税」を資金源に活動をしていましたピースワンコ。しかしその引き取られたた野犬達は過密状態に押し込まれ「咬み殺し合い」、不妊手術もせず保護し「自家繁殖」を繰り返し夜中に生まれた子犬達は朝アルバイトの子が来ると食べられていると言うような悲惨な現実。一生ただ「生かされているというだけ」の飼い殺し状態。それを内部告発した獣医師の先生が名前も顔も出し週刊誌に暴露された記事がありました。狂犬病もせず「狂犬病予防法違反」で立ち入り検査も入った施設が今だ寄付を募り、それも「ふるさと納税」と言う税金を使うところに対し当ネットワークでは抗議を何度もして参りました。 そして4カ所あるシェルター内部は一切公開をしない。そこから何匹も脱走し捕獲できなかった犬達はまた野犬として繁殖を繰り返す。皆様の善意の気持ちを利用しその会計報告も「NGOピースウイズジャパン」と言う中に入ってしまうため「犬達への資金」使用も明らかではありませんでした。「殺処分0」と大義名分を唱えメディアにも取り上げられたこの団体は現在「広島のセンター」から全頭引き出しも無くなりセンターは「処分が開始」されました。その事実も皆様に公表することなく隠蔽をし、今までに、かみ殺されたのか、病死したのか、逃げたのか?、800匹の犬達の行方も不明瞭のまま。 このように「殺されてしまう犬を助ける」と言う美談でシェルターをどんどん作り、センターから引き取られた犬達が「処分」以上に悲惨な最期を終えることになる事実を今の法律では裁く事が出来ません。最近ありました「京都の犬猫活動家餓死事件」も同じで茨城県からの収容犬もある団体が丸投げし不審な死を迎えました「この件も真実が告げられていません」。今迄ピースの事で多くの賛同団体が会合を持ったり、連名署名をしたり「犬達の真のあり方、幸せな生き方」を求め努力してきた7年間はバックに政治家とのつながり等あるのでしょう、とてもまじめに活動をしている愛護団体様には太刀打ちできない裏の状況がありました。 しかし当会はこんな「ピースワンコ」のような愛護ビジネスには関わってはいられません。「真の動物愛護が世の中に実現する」まで、手を緩めることなく戦って参ります。どうぞ応援宜しくお願い致します。 最後に7年間、この「ピースワンコ」の件で尽力されました有志の方々には心よりお礼申し上げます。 |
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