年々夏の暑さは異常になって来て以前のような収容施設では犬達はとても過酷な毎日を送る事になってきました。今回当会の協力者H様が茨城のセンターに「冷風扇」のご寄附をSNSで募りすでにお送りいただいた方がいらっしゃったと報告がありました。ありがとうございました。
当会も3−4年前に「クーラーを入れてあげられないか」と要望致しましたが「電気の配線の関係で出来ない」との事でした。そこで皆様にご支援を頂き扇風機5台を寄付したことがありましたが、しかしあの広い収容房の中では風が奥まで届かず、また差込口が少ない為あまり効果が出ませんでした。 今回茨城県として「収容房にクーラーを設置」して下さるようにセンター長様がご配慮くださいました。「処分施設」として作られた古い棟ですから冷暖房の事までは考えていなかったと思います。神奈川県センターも昔はそうでした。空調は外の空気を入れるだけで冬はものすごく寒かった。当会も「オイルヒーター」を寄付したこともありました。その様に自治体を動かすと言う事は年数がかかることなのです。 センターを攻撃したり暴言を吐いたり、告発したりしても何の進歩はありません。一番大切なのは「センター職員との信頼関係」を築く事。人間と人間のお付き合いが上手くいけば自然とお互いの意見も気持ちよく受け入れる体制が出来てくるのです。その結果「犬猫達」にも良い方向性が出てくるのです。工事に時間もかかると思いますが、お世話をして頂いている会社の方々、犬達も少しは熱中症にならず涼しさを得られることでしょう。 |
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