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犬の幸せとは?
多くの動物と地球上の人間は共存をしています。その中で「犬」と言う動物は一番人間の気持ちに沿いながら多くの貢献をしてくれています。皆様の飼われている犬達はきっと心の支え、癒し、家族として大きな存在として一生を終える事が出来ると信じています。当会のような「保護活動」をするという団体様が増えたのは良い事と喜ぶ半面、趣旨が違う方向に動いている団体も多くあります。

現在の日本の自治体では収容動物を全て「処分せず生かす」という事は不可能です。それには「飼い主の意識の向上」「不妊去勢手術の実施」「鑑札の装着」等犬を飼う前の知識を充分に持つことが如何に必要な事か。収容犬を「処分されないように」と茨城の問題の団体は昨年同様に又警察を呼び所長に抗議をしたようですね。また道路の道沿いに夜は人もいないコンテナをどんどん作りケージに閉じ込められて生かされている犬達の環境はとても「動物愛護」とはかけ離れた保護活動だと思います。

河川の氾濫、台風、地震などの危険性をどう考えるのでしょうか?センター長様の言葉「引き出す対象にならない咬み犬、人馴れしていない犬が飼い主も見つからずただ置かれている事が幸せと思いますか?」と言われた言葉は当然です。犬と言う動物は「1匹ずつ手をかけてもらえる飼い主の元で生きる事が本来の姿です」。こうして「処分されるから」とただ引きとることをしてその犬達に責任を持つことも出来ないまま多くを保護すれば、満杯を避けるためにお声がかかれば里親様の審査基準も甘くなりお渡ししてしまう事も考えられます。狂気の沙汰としか思えません。

当会が里親様の基準をかなり厳しく審査しご縁を繋げると言う事は会としてその犬の「一生に責任があるから」なのです。ただ「置き場所」だけ作り「生かしておくだけ」の事は必ずどこかにしわ寄せが起こることは確実です。周りを見て判断できなくなる「目蔵状態の保護」は絶対にしてはいけない事なのですが、それに気が付かない意識の団体もあることを皆様、お知りおきください。
[2019/10/23 12:17] | 保護、団体関連 | page top
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