日本は現在「高齢化社会」という状況になっています。犬猫がどれ程人間の心を癒し支えてくれるかその功績は計り知れません。しかしその反面高齢者からの「飼えなくなった」との理由でセンターに放棄される高齢ペットたちの多さ。その高齢犬猫を再度里親様が「引き取ってあげましょう」と言うお申し出はほぼ皆無です。若い犬、子犬には多くの応募が殺到しますが、年数を重ねてきた子たちは「処分」という刻印が押されてしまうのは、全国での現実です。
今まで当会にも多くの相談電話が入りましたが、ほとんどが「高齢者からの放棄依頼」でした。いくら引き取ってあげたいと思ってもそれを全てやっていたら「愛護団体崩壊」になってしまいます。事情を聴いて確かにどうにもならないと感じた子達は引き取り最後まで会の保護犬として天国に行くときまでお世話しています。 犬猫は「ペットショップ」に行けば簡単に買う事は出来ます。買ったその日から15−16年間、最後の日まで自分でお世話が出来るかどうか、「買う前」に一度冷静になり考えて下さい。また保護犬達を多くの団体様も「譲渡会」を開催し「ご縁繋ぎ」の活動をされていますが、保護犬も同じです。ご家族で1匹の命を引き取ると言う事の「責任の重さ」を良く考えていただきたいと思います。 当会はご高齢の方には「シニア犬猫」をお願いをしていますので絶対に引き取れないと思わないでご相談頂ければと思います。ここに「ももこ姫様」のブログを転載いたします。 https://ameblo.jp/momokohime7/entry-12533011749.html 「東洋経済オンライン」から「ガス室で命を絶たれる元飼い犬たちの叫び」をお読みいただきたいと思います。 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191006-00305875-toyo-soci 飼い主を持ちながら知らない場所で「お迎えが来ること」を最後までひたすら待っているシニアペットたちの心を思うと余りにも悲痛です。 |
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