環境省のガイドラインについて少し疑問に思う事をここに記します。
収容時のセンター内、搬送時での死亡頭数、譲渡不適格の処分頭数は「処分頭数に入れない」という部分。譲渡可能の個体の中での処分頭数だけをカウントするという事。これでは「処分された犬猫の真の頭数」が明確にならない。「殺処分0」という言葉に踊らされそれを面前に出しての「殺処分0」は意味がないと思う。 それでは死んでいった子たちの命は無かったこととして存在すら知らされないことになります。なぜこんなことにしてまで「殺処分0」を謳いたいのでしょうか? 茨城県は「全国一処分頭数が多い県」として報道されていました。しかし必死に県内、県外の団体様が「譲渡事業」に協力し少しずつ「処分頭数」を減らしてきました。其れを皆で喜び、この先、減少したら「生かす施設」として生きる場所を動物たちに与えてあげられると願いながらの活動をしてきたはずです。そうなるまでは長い年月が必要であり多少の犠牲もやむ得ない事もあります。 しかし将来の向こう側にある光を信じて1匹1匹を引取りふさわしい里親様にお渡ししてきたこの活動。日本人は「殺生」を嫌う国民性です。勿論当会もどの子にも「生きる道すじを付けたい」という信念でのネーミングで、ここまで数十年、続けてきました。「処分は処分」として正確な頭数を提示する事は必要なのではないでしょうか?「環境省のガイドライン」に沿って「茨城県独自のガイドライン」での施行を希望いたします。 |
| ホーム |
|