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神奈川県動物愛護センター開所式
1日は平塚市にあります「神奈川県動物保護センター」が改名し「神奈川県動物愛護センター」になりました竣工、開所式に参列いたしました。
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※旧センター↓↓
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「ふれあいルーム」にて黒岩県知事、神奈川県獣医師会長、杉本彩様、神奈川県議員、認可譲渡団体28団体、、神奈川県職員、建設基金寄付者の方、法人団体等多くの参列者をお迎えしてAM10時より開会致しました。

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黒岩知事、杉本彩さんのご挨拶

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テープカット
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県民他多くの方よりご寄附の2億円を含み18億円をかけてオープンしました新センターです。当会は30年前からのセンター内部の状態を見て来た者として、処分されていった多くの犬猫達の命が今こうして「生かすセンター」として実現できたことは感慨深いものがあります。

収容頭数が激減したからこそ「殺処分0」も実現でき譲渡不可の犬達もここで「終の棲家」として命を全うできる事でしょう。テープカットで閉会しました後、センター内を内覧させていただきました。犬は10匹位?しかいませんでした。広い部屋にチワワがたった2匹の部屋、1匹ずつ個室に入れられている犬達。
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沢山の猫達もフリーにしてもらっている部屋が何室もあり、まるで「ペットショップ」のようでした。「ここに茨城の犬達を入れてあげたいね」なんて話していました。トリミング室、ボランティア団体の着替え室、里親様との「マッチングルーム」、手術室、感染症予防の隔離室等かなりの機能を持ったセンターに出来上がりました。
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しかし「箱モノ」ばかりが立派になっても意味がありません。気を緩めたら昔のような収容頭数に増えてしまわないように「不妊去勢手術の徹底化」「県民の適正飼養の啓発」そして「自治体と愛護団体の協力体制の確立」を今後も継続していかなければなりません。

終了後杉本彩様、他団体のメンバーで話し合いの時間を持ちました。杉本さんが「京都のセンターは本当に団体とセンターが上手くやっていて団体同士の苦情も出ずに,すべてセンター主導で協働事業が回っています」との事。京都センターの譲渡事業を参考にさせていただき神奈川県はこれからも前進していってもらいたいと願います。

当会としては神奈川県動物愛護センターに対してのお仕事はひと段落。今後は杉本さんにもサポートをお願いし「茨城県動物指導センター」内部の改善に尽力していきたいと思います。そうしなければ今の茨城の犬達は今後は更に悲惨な階段を転げ落ちて行く事になるでしょう。神奈川県動物愛護センターのさらなるご発展を心よりお祈りいたします。
[2019/06/03 09:46] | 動物収容センター 引き取り等 | page top
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