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茨城譲渡犬9番さん
先週にひき続き、再度茨城までお迎えに行ってきました。

譲渡用になっていたミックス犬「9番さん」、昨年10月25日に収容されてその5日後に3匹の赤ちゃんを産みました。
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大人しい子でセンターの裏に繋がれていました。

相変わらず収容房にはとても時間をかけても人間と共存生活が出来ない野犬たちが沢山入れられていました。いつまでもこのように固まってここで生かされている事が真の動物愛護なのでしょうか?処分対象になる犬を毎週4匹ずつ引き取ると言って処分を止めているCAPINさん。どうなったのですか?どんどんお持ちいただければと思います。

多くの団体様からもこの状況にされている事に疑念を持たれ不満も出ています。「もうしばらくは茨城県の犬の引き取りから離れよう」との声まで上がっています。そうなるのもごもっともです。引き取り団体が減ることはもっとセンター収容犬が増える事です。とてもCAPINさんが毎週4匹ずつ引き取った所で間に合いませんね。

今日は1匹のメス犬さんをお迎えに行ってきましたが「お手」「お代わり」「お座り」と言うとすぐに出来ました。こんな良い子がどうして元飼い主はお迎えに来ないのでしょう。何回もお産をしたようなお乳をしています。妊娠したので捨てたのでしょうか?フィラリア治療もセンターで始めて下さっていました。

今後はいかに県民の意識向上「繋いで飼育、鑑札を付ける等」、不妊去勢手術の浸透に力を入れて行く事が「殺処分0に向かう」ための最短距離です。今いる犬達を県の情報に「もらってください」と発信したところで焼け石に水です。対応に職員の仕事が増えるだけです。もっと効果のあるアイディアを考えなければなりませんが、多くの団体様連名で県衛生課、センターに要望書を提出しても納得できる回答はいただけませんでした。ただただO県会議員の意見を聞くだけでは、茨城県の動物行政は「模範となるセンター」としての目標は達成出来ないと思います。即「入口対策」の方にかじ取りをして頂くようお考え下さい。

先日の52匹放棄のシーズーハーフ達「オス」が7匹残っていました。
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その中の1匹をしばらく「ミミダニ」消去できるまで保護していただくようお願いをしてきました。多くの団体様が協力して下さって52匹いた犬達も最後7匹までに減りました。協力団体様があっての解決です。「譲渡認可団体同士」の協力体制が上手くいく事を願いますが「難しい状況かも?」。
[2019/04/23 21:15] | 動物収容センター | page top
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