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NHK番組ーペットは泣いている
NHK番組ーペットは泣いている

現在のペット事情を放映していました。
動物取扱業の規制をもっと細かな規則を設けなければ悪質な繁殖業者は後を絶ちません。日本では1年に2回、どんな病犬であってもただ子犬を産む機械としか扱わない業者。10歳でも生まされた母犬もいました。

パピーミル「子犬工場」の現状は悲惨なものだ。全身皮膚病、4歳ぐらいになれば子犬を生まされているため歯がぼろぼろ。挙句の果て餌も十分に与えない。小さな檻に3匹ぐらいの犬を押し込め動くこともできない。そしてインターネットでネット販売をしている人間は店を持たなくていいので、簡単に売りさばく。
しかし、買う人間も価格を比較し安いところを探す。激安な犬が1円から売りに出される。売れ残れば餌代がかかるので殺してしまうと元業者が話しています。

イギリスでは繁殖犬たちは終生飼養を義務付けているとか。そんな業者から買っても最後まで飼い主が飼うのならそれでもと良いと思います。しかし、現実はいらなくなると処分するためセンターに出し自分の目の前から消えればそれでも良い飼い主。何の心の痛みも無い。薄利多売の日本の現状は買う側の人間にも責任はあります。

子犬の母犬はどんな飼い方をされているのかと考えて買う人が何人いるのでしょうか?イギリスは登録制の日本とは違いライセンス制「許可制」なので一度違反をすると何年間は営業は出来ません。しかし日本は地域が変わればまた営業が出来てしまう。私たちも今までひどい店をセンターに連絡し職員に行ってもらいましたが、法律で規制できる範囲でしか注意出来ないので営業停止までは行きつきません。歯がゆい現実なのです。ザル法である動物愛護法を改正する事が出来るよう働きかけなければいけません。

私たちのような団体がいくら沢山出来たとしても、救いきれないほどの命が産まれています。一番の被害者である犬猫たちの悲しい悲鳴をいつななったら受け入れてあげられるのだろうか?
[2009/08/06 04:23] | 気になること | page top
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