広島で「ふるさと納税」を集め「殺処分0」を謳い多くの資金を集めシェルターを作り犬を保護しているこの愛護団体は「ピースウィンズジャパン」というNGOの中の一部門として「ピースワンコジャパン」として2016年から始めた保護活動。
しかし一番根本である「不妊去勢手術」をしないという形で広島のセンターの犬を主に保護している。手術をしないまま保護しているためオス犬達は発情が来たメス犬を求め喧嘩、脱走を繰り返し犬達の精神的ストレスも増大している。 また里親様にお渡しする犬も手術をしないで譲渡しその後、譲渡された犬が脱走し妊娠し子犬を生んでしまった。最近もこのシェルターから12匹の犬が脱走し全頭が保護されていない「その後何の報告もない」。このように現在3000匹もの犬を数十人のアルバイトが世話をしている現状で野犬化した犬は人間に慣れないままただ生かされているだけの生活。多くの愛護団体からも「不妊去勢手術を実施してほしい」と要望書を送っても一切聞き入れない。 多くの自治体はこの団体には譲渡をしていないが「広島県」「神奈川県」は認可団体としてセンターの犬を譲渡をしている。まして東京、神奈川に「譲渡センター」を設立し「ばらまき譲渡」を始め出した。長年、多くの愛護団体が築いてきた「不妊去勢手術をして譲渡する」という理念を壊すような活動は絶対に黙認は出来ません。いつ起きてもおかしくないと言われている「大地震」が万が一起 きた時、未手術の犬達が逃げ繁殖を繰り返したとしたら大変なことになりかねません。 今回「狂犬病予防法違反容疑」という事で家宅捜査が入った。5億円以上の寄付が集まっているにもかかわらず医療費にかかる経費があまりにも少ない。多くは宣伝費、シェルター設置費用になっているのだろうか。「動物愛護」とは程遠いある意味「商売化」しているこのNPO団体。多くの方が「犬達が殺されないなら」と善意の気持ちでご寄附していただいた思いををも裏切るようなこのピースワンコ。 以前週刊誌にも取り上げられ内部の暴露が記事になった事も有りました。それでも強気で活動方針を変えないのはどういう考えなのでしょうか?愛護団体の中にも「手術をしたら雑種犬がいなくなる」などと言われている団体もあるが今の日本の現実を本当に理解されているのでしょうか?。管理が出来ない飼い主が多いのでこのように「不幸な小さな命」が生まれては処分されている現実の中「手術をする」という事がいかに大切な事かせめて「愛護活動」をしている団体だけでもそれを実施して行く事が唯一「殺処分0」になるために必要不可欠な事。 ピースワンコの問題にも取り組んでいる当会も容認することは出来ません。 27日「朝日新聞朝刊」より。 |
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