
昨日5匹の保護ワンとスタッフ6名で「家族になろうよ」の収録に向かいました。NHKの入り口が難しくなかなか分からず、そして「厳重警戒」体制の中やっと搬送口まで到着。すでに1部の団体様の撮影が始まっていて静かに私達ブースに移動。そして2時半から収録開始。コメンテーターとして糸井さん、松本明子さん、プロレスラーの真鍋さんが椅子に座られていました。

犬達は撮影ブースに放し自由な姿を撮影しました。このような場所で犬達の性格が良く分かりました。一番物怖じしないのがシーズーハーフ「風太」君。初体験でもきちんとアイコンタクトも出来タレント犬のように行動している姿を見て「この子は第2の犬生をこうして生きているんだ」と処分の運命から生き延び今こうして楽しそうに生きている姿は感銘しました。


チワワ「もも次郎」君は隠れる場所がないのでTさんの後をついて歩くことで精いっぱい。でも馬場アナウンサーに抱っこされました。でも「どうしようー」と言うように目が浮いていて不安そうなお顔でした。



プードルハーフ「サラ」ちゃんは相変わらず元気に飛び跳ねて最後、もも次郎君に「遊ぼ―」と言っても無視され諦めてどうしたかというと、番組スタッフのお姉さんをなぜか気に入ってしまい「抱っこー」とせがんでいました。


プードル「レオン君」は視力が弱い為舞台の上から下に落ちるのではと心配でしたが犬は見えなくとも予知する能力があるんですね。トコトコといつものように動き最後松本明子さん達に抱っこされて撮影終了でした。
ダックス「ラフィー」ちゃんはシニア犬ですがセンターから引き出した時には衰弱でもう危ないような状態でした。でも今は元気に舞台の上で走り回れるように健康になりました。命の力強さを感じました。


糸井さんはジャックラッセルを飼われていたそうでその子を最近天国へ送り出したばかりだそうです。そんなことで収録が終わってからも「風太」君に寄ってきてくださりお別れを惜しんでくださいました。「もう自分は年だから犬は飼えないんだ」と言われるので「まだまだ大丈夫ですよ。子犬からはご無理でもどなたか後見人の方がいらっしゃればシニア犬を家族として迎えてあげて下さい」とお話させていただきました。
夜中の放映でBSという事で見ることが出来ない方も多かったと思いますがかなりの好評な意見が投稿されていました。是非このような真の「保護動物を家族に向かえる」ための企画を今後も続けて頂きたいと願います。当会は娯楽番組のようなところに保護犬達の出演は控えていますが、今回は1日がかりで大変でしたが皆、楽しく、良い経験をさせて頂きました。
番組スタッフ様、当会スタッフ様、そして参加してくれたワンズ達。ありがとうございました。