TopRSS管理
日本中の犬猫繁殖場を無くすべき
2017-4-7-1.jpg


一生のすべてを狭いケージに入れられ一度も走ることもない、
温かな愛情のある手で抱いてもらう事もない、おもちゃをくわえて遊んだこともない、
お腹を痛めて出産した我が子も1カ月もたたないうちに取り去られてしまう、
病気になっても治療もしてもらえないで放置、
ストレスから喧嘩で耳を食いちぎられたり、目をつぶされることがある、
吠えれば声帯を切除され声が出ない、
体中は毛玉と糞尿で固まり痒くても掻くことも出来ない、
爪は回転し足の裏に突き刺さり上にまで突き抜けるほど伸びても放置、
何度もお腹を切られ子犬を出される、
繁殖能力がなくなると
「追い込み部屋」という殺すための小屋に入れられ死んでいくのを待つ、
最悪なケースは「引き取り屋」に出され、そこから再度繁殖業者に売られるか、
死ぬまで糞の山になっている小さなケージに閉じ込められ命の最期を待つ、
状態が悪くても何の配慮もなく強引な繁殖をさえられる、
満足なエサ、水も与えられず健康状態も最悪。
2017-4-7-2a.jpg



今書き出しただけでもこのような過酷な状況に置かれ
ただ子犬を産むための機械にされている犬達が
日本中にどれだけいるか皆様はご存知でしょうか?
多くの繁殖業者は犬達の事など何の愛情もなく
ただ1匹いくらになる事だけしか考えていません。
私たちも今まで多くの繁殖場を見てきました。
どこも皆同じ、数匹ずつ詰め込まれた犬達のケージが積み重ねられ
ものすごい犬達の声で話も出来ない状態。
この状態を世界中の人からは「動物虐待」と言われています。
恥ずかしい事だと思いませんか?


このような繁殖業者は「動物取扱業」の申請登録をすることになっています。
しかし行政は申請許可を出してしまえば
5年ごとの更新時に監視に行くことぐらいしかしていません。
事前通告してからの訪問ですから業者はその時だけきれいに清掃し
病犬など酷い状態の犬は移動したり遺棄します。

現在6畳間ぐらいの部屋に100匹ぐらいの犬を閉じ込め繁殖を行っている男がいます。
またその男と通じている業者は200匹もの犬を産ませています。
この業界は仲間同士の繋がりがあり、
物をやり取りするように命を売り買いしていきます。
そして今の法律では多くの劣悪な業者をなかなか廃業させることが困難です。

今、ある県で問題になっている悪徳業者がいます。
先日保健所が監視に行きましたが、何もできずに戻って来たようです。
「繁殖場0」を実現しなければ全国に飛び交っている
「殺処分0」という言葉には何の価値もありません。
大元の蛇口を閉めることは避けられない重要なことなのです。

海外の諸国では「生体店頭販売」をする店はありません。
ドイツ、フランスでは国家試験を受けた知識ある「ブリーダー」と言われる人が繁殖をし吟味し
飼う資格のある希望者に販売をしています。
日本もそのような形に絶対にしなければいけないと思います。
そうなるために皆様は「ペットショップ」「繁殖場」から子犬子猫を買わないで下さい。
買う人がいる限り悲惨な生涯を強いられる犬猫は無くなりません。
その原因を作っている事を皆様どうか、気が付いてください。
「犬猫を愛する人が悲惨な犬猫を増やしている」のです。
オリンピックまでまず東京都から「生体販売廃止」になるように皆様のお力をお貸しください。


※画像は麒麟レスキューさまより転載
[2017/04/07 08:58] | 多糖飼い崩壊&繁殖店廃業&悪徳ブリーダーからのレスキュー | page top
| ホーム |