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現実を把握していない神奈川県
先日、当会も引き出し協力をしています「神奈川県動物保護センター」より
「緊急アンケートのお願い」というメールが認可団体全部に配信されてきました。
皆様ご存知のように「殺処分0」と黒岩知事が公言し一躍世間で注目をあげたパフォーマンス。
このアンケートの内容は
「愛護団体の引き出し頭数を個別で公表をしてもいいか」という内容でした。
何のためか、どのような効果を目標としてのアンケートなのかの説明もないまま
前日に配信し翌日の午前中までにお答えくださいと言うもの。

多くの団体より苦言と苦情があがりました。

もちろん当会も「このような説明もないものにはお答えできません」という意を伝えました。
引き出し頭数を各団体の活動を評価するものとするのならそれは大間違いです。

引き出ししなくともセンターに入らないように猫達の不妊手術をし
子猫を保護し里親探しに奔放されて日々大変な活動をしている団体もあります。
その反面センターから沢山の犬を引き出し自分のシェルターに保護しても
それは単にセンターの犬が減って場所が移動しただけの事。無責任な譲渡です。
そのように80-100頭も引き出したからといえそれが良い活動をしている団体とは限りません。
自分たちのキャパも考えず置き場所もないまま一度に20匹、30匹と引き取る団体もありますが、
それが保護された犬達にとって幸せな状態とは言えず丁寧な里親探しにはつながりません。
それをした結果「愛護団体崩壊」が起きてくるのです。

そのような現実を理解していたら
このような「団体ごとの引き出し頭数」を表示すると言う考えが起きること自体ありえません。
あまりにもレベルの低い県側の対応であり、「殺処分0」を公言してしまったため、
それに帳尻合わせをしているとしか思えません。

「センター建て替え基金」も最初の目標には程遠い寄付金です。
初めから15億円もの基金を集めようと考える事自体無理なのは明らかでした。
溜まっていく犬猫を団体が引き取るだけの解決策しか考えていない現実。
このようなアンケートを送りつけてくる前に
その先へいかに進んでいかなければならないことに頭を使っていただきたいと
腹立たしさも覚えた県側の対応でした。

当会が発案し「サンデー譲渡会」を開催し地下室にいる犬達の里親探しを日曜日に行いましたが、
これとて「日曜日に職員が出なければならない」とやる気なし。他人事ですね。
今回、皆様に今の神奈川県の四苦八苦している姿であり
愛護団体の活動も理解していない現実を報告しておきます。
「当会は協力的でない」と県側に思われるかもしれませんが
真の「動物愛護」「動物福祉」を考えればどうしたらいいのか語らずしても分かるはずですね。
[2016/12/10 16:55] | 行政関連 | page top
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