TopRSS管理
保護団体の崩壊
兵庫県姫路市のNPO「アニマルメリーランド」に
市の行政指導が入った事がニュースで報道されました。
一般放棄、市からの引き取り、業者からの引き取りなど犬猫を保護をし
里親探しの活動を2001年から行っていた団体です。
現在300匹の犬猫を保護していたにもかかわらず、
ごみ屋敷状態で犬、猫達は管理も悪く皮膚病になっていたり
水さえも置かれていない最悪の状況。瀕死の犬もいる。
また死んだ動物の遺体も放置されたまま。地獄です。


当初はスタッフも10数名いたそうだが今現在は2人で犬猫の世話をしていたようで、
とても管理が出来る状態ではなかったようだ。
今回匿名で犬猫の悲惨な状況の通報があり6月末に市が視察にいき、
7月中に3回の立ち入りがあったとのこと。
このような記事を見るたびに「何のための保護活動」なのかと落胆してしまう。

当初、この団体も
犬猫達を少しでも幸せにしてあげたいと言う志を持って立ち上げたと思いたい。
しかし自分たちのキャパを超えるような頭数を保護してしまうことで
反って犬猫達は不幸な状況下に置いてしまうことになる。
目の前にいる「助けを求めている動物達」を見れば
手を差し伸べてしまう気持ちは痛いほど分かります。
同じ保護活動をしているNPOとしてここだけは死守しなければならない点があります。
数は少なくとも引き取った犬猫は1匹1匹大切に管理できる場所で保護をし、
バトンタッチしていただけるご家族を決めるときは絶対に妥協してお渡しはしない事。

私は以前から危惧している事があります。
全国で「殺処分0」を実現できればどれだけ沢山の動物たちの命を繋ぐことが出来るでしょう。
しかしそれを継続していくには「愛護団体の引き取り」は不可欠。
そこで各自治体は愛護団体への「引き取り認可」を
もう一度見直していく必要があるのではないでしょうか?。
「引き取ってもらえれば助かる」と言う目先の業務で無制限に渡していく事が
「愛護団体崩壊」にも繋がる事にもなります。

動物の命を人間の都合で左右することなんて決して許されることではありません。
しかし今のこの状態で何の用意もなく「殺処分0」の声だけを上げても
本当の意味の動物愛護に繋がるのでしょうか?
ドイツのように、譲渡できない動物の終の棲家「ティアハイム」を確保が出来ない限り、
行き場のない動物はどこへ流れつくのでしょうか?
「愛護団体崩壊」が最近あちこちで耳に入ります。
このような事例が今後再発しない事を願います。

[2016/08/24 14:10] | 保護、団体関連 | page top
| ホーム |