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安らかなお別れ
D201
2005年10月31日東京都動物愛護相談センター本所より
小さなポメラニアンの女の子を引き取りました。
髪の毛はハサミで無造作に切られ哀れな姿でした。
当時東京都は期限が来ればトラックが各センターを回り処分する犬猫を
大田区城南島に運び処分をしていました。
ですから私たちは必死で助け回りました。
その後本当に優しいご夫妻に家族にしていただき
今日まで何のストレスもなく飼い主様のH様と一心同体のように過ごさせていただきました。

サリーちゃんは保護した私にも思い出が強くある子です。
誕生日も分からないので毎年H様と同じ12月にお祝いをしていただき
いつもお写真を送ってくださいました。
まさか今日が旅立ちの日になるとは思えないほど元気にしていたそうです。
ただ昨日倒れてそれでも立ち上がり今日はまたニコニコと笑い、
最後に「お母さん食べたいよ」と言うようにH様のお口をなめ
いつものようにかみ砕いたフードを食べたそうです。
しかしそのあとまた倒れてフーと魂がもう抜けていくように感じたので
抱きながら「もう頑張らなくていいのよ。苦しまないで」と声をかけると
本当に安らかに腕の中で、そしてご主人様が体を撫でてくださる中で天国へと旅立ったそうです。

この子は人間のようなワンちゃんでした。
言葉は話せなくともなんでも飼い主様の言葉を理解し心が通じている子でした。
またそこまで手をかけて慈しんでくださったからこそ、
そのご恩を感じて最後まで元気な姿を見せ、
お口からフードをおねだりして甘えてお別れしたサリーちゃん。

貴女は天使のような子でしたね。
そしてサリーちゃんのママは他のセンターの子を助けてくださり、
また中国の子達にも心かけて下さり沢山の愛を他の子にまで下さいました。
きっとサリーちゃんは天国のお友達に自慢話が出来ますね。
11年間の年月はついこの間あなたをお届けした時の事が思い出されます。
また会いましょう。それまでお空で元気でいてください。

追伸「亡くなる14分前のサリーちゃん」のお写真です。

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[2016/07/18 11:02] | お知らせ お願い お礼等 | page top
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