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全盲の繁殖犬ノエル
3年前の12月3歳の黒ポメの女の子を繁殖業者から引取りました。
目が見えずくるくると回って歩けません。
この子はこの繁殖業者のところで生まれ繁殖用に使う目的飼われていました。
子犬の時から小さなケージに入れられ遊んでもらうこともなく
ただ子犬を産むための道具でした。

「ある日急に目が見えなくなった。
まだ一度も生ませたことはない」と言う業者。しかし腹部には帝王切開の跡があります。
調べさせると5か月前に出産していたことが判明。
たった5カ月前に子犬を産ませ売ってしまって
それをも分からないようなずさんな管理をしていたのでしょう。
「この子はペットとして飼うから良い」と言う言葉を聞いてもそれは生き地獄です。
汚い小さなケージに入れられ命ある限り生かしておくだけ。

そこで里親様を探し今回この子を引き受けてくださいましたK様は
大学病院に連れて行き検査を受けさせて下さいました。
その結果「小脳に遺伝的疾患がある」と言うことが分かりました。
癲癇発作が起き、何とかお薬で抑えてきました。
この子の母犬、またノエルが産んだ子犬たち「もう販売済」は遺伝的疾患が出てくるでしょう。
それを追求すると「苦情は来ていない」とのこと。そうでしょう、
もう売られてしまった子犬を買った人がしばらくして発作が起きても苦情を言う人はいません。
まー捨ててしまうかもしれません。
「センターにはそのような原因で捨てる飼い主は沢山いますから」。

そして3年間6歳になったノエルは3月24日K様の見守る中静かに息を引き取りました。
「目に入れてもいたくないぐらい可愛い子です」と。
呼べば見えない目でもK様のもとに歩いてくるようにもなったノエルちゃん。
業者のところにいたらもうとっくに亡くなっていたことでしょう。
病院の先生も「いつ亡くなってもおかしくない状態の中良く頑張りました」と
お褒めの言葉を頂いたそうです。このように疾患を持っている犬にも
妊娠させ子犬を産ませお金に換える繁殖業者は星の数ほどあります。
ほとんどがそうと言っても過言ではありません。

ノエルちゃんはその中でも幸運の子でした。
今日25日
「これから火葬に行ってきます」と言うメールを頂きました。
この子の写真を見ると少し白いものが目立つようなお顔ですが、小さな体で良く頑張ってくれました。
ノエルちゃん、Kママの事いつまでも忘れずに感謝の気持ちでお空から見守っていてね。
本当に可哀想な子でしたが、最後は幸せいっぱいでしたね。
今度生まれてくるときは繁殖場に行かないよう]神様にお願いしましょう。
K様ご夫妻、我が子同然に愛情を一杯かけて育てていただきまして、
お預かり人のKさんともども感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。

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[2016/03/26 12:35] | お知らせ お願い お礼等 | page top
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