ある高校生の通報で発覚した茨城県常総市の被災した繁殖業者の酷い犬達の放置現場。
警察官立会いの元一時保護された犬達24匹。 この業者は9月の鬼怒川の決壊により半数の犬達は流され 自分は避難所に逃げその後、 戻って来ても残された犬達の世話もせず放置していた。 見かねた近所の被災ボランティアさんたちが 餌を上げたりしていたが世話も満足にできない状況。 犬達はものすごい毛玉、糞尿の中のケージ、ボイャーに入れられたまま放置されています。 3体のミイラ化した遺体も転がっています。 この繁殖場は19年に「動物取扱業」の申請をし認可されました。 それ以降12回の行政の立ち入り指導があったにもかかわらず 再度25年に申請が許可され認可が下りていました。 行政が見に行くときには連絡をしてからの訪問ですからその時だけ掃除したり、 いかにもきちんと世話をしている繁殖場のようにふるまっていたのでしょう。 このような繁殖場は県内にかなりの数があります。 しかし今までも劣悪環境での繁殖場が廃業になるのはほんのわずかです。 この業者が犬達を放棄しない限り再度犬達は返還せざるを得ないことになるかもしれません。 そうならないためにも県側に抗議文を送ります。 愛護団体「CAPIN」様のブログに掲載されています。 このような所を営業再開するようなことになれば 同じような業者は危機感もなく繁殖業を継続することでしょう。 自治体の対応の甘さがこのような現場を増やしていることがあります。 今回は高校生が勇気ある対応をしてくださり犬達の命が救われました。 皆様のお近くに犬猫の繁殖場があれば良く観察し警察、 愛護センター「これが問題ですが」に通報してください。 命を産ませお金に換えているような仕事を今後は絶滅させていかなければなりません。 皆様の声が大きな力となります。 諦めないで口のきけない動物のために動いてあげてください。 |
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