かなり重度の発作が起きていたシーズーの凛ちゃんはずっと病院にお願をしています。
今回港北区の「夜間救急病院」にMRIが入ったと言う事で ご厚意で凛ちゃんの検査をしていただきました。 その結果「くも幕下のう胞」という脳幕の間に水が溜まる病気で、 そのため脳を圧迫し発作が起きていた事が判明しました。 これはMRIでしか見つからない病気で人間なら手術するようですが とりあえず利尿剤を投与し脳の圧迫を減らしていく事になりました。 このように保護犬からはいろいろな症例を体験させてもらう事があり、 医学書よりも勉強になる事があります。 しかしこの子達の元飼い主はそのために 「捨ててしまう」という人間がいる事ですから許せない現実ですね。 もし我子が重篤な病気を抱えていたら、どこかへ捨てて来ますか? 動物だから、面倒くさい、治療にお金がかかると言う事で遺棄するなら 最初から動物の飼い主になる資格はありません。 凛ちゃんは一時は「保護した時」余りの酷い発作に 生かしておく事の方が残酷と思えるような状況でした。 何度も「安楽死」を覚悟しました。 しかし簡単に出来ることではありません。 この子が少しでも発作が軽くなり生きている事が辛くなければ 持って生まれた生命の期間を全うさせてあげられればと現在思っています。 |
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