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保護犬の過去は分かりません
世の中「保護犬を飼う」という流れは有難い事です。しかし当会の保護犬達はセンターに収容されたり、徘徊していて保護したり、以前の飼い主がどのように飼っていたか、どんな病気をしたかも分かりません。保護している間に分かる疾患は治療をして里親様に負担が多くならないように譲渡をしています。

ブリーダーが繁殖して販売出来ないような先天性疾患を持っていたり、極度に小さい「内臓疾患が多い」、視力障害、心臓疾患等の子犬を引き取りする団体さんは承知の上で引き取っていると思いますが、里親になるという事はリスクを全て受け入れる気持ちがなければお願いする立場の当会としましても安心して譲渡が出来ません。

ペットショップで買った犬でも沢山の疾患を持っています。生き物を飼うと言うことは「病気にならない、問題が起きない」犬なんて1匹もいません。まして私達は「ペットショップ」ではありません。最近「保護犬」と「ペットショップで買う犬」を同じように考えて応募される方々増えています。この活動の趣旨を理解されていない方が多くいらっしゃるのには残念な傾向と感じております。

完璧な犬を希望されるのであれば真のブリーダーと言える方からお求め頂ければ何か疾患があっても対応して下さる事でしょう。しかしどこから引き取しても生きている動物は人間と同じで病気をしないことはあり得ない。それを良く理解されて飼われて下さい。

[2023/11/14 14:11] | 保護、団体関連 | page top
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