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また起きた多頭放棄
昨日茨城センターから成犬21匹、子犬19匹の引取りがありご協力くださいとのメール。今までどれだけの多頭崩壊「放棄」が起きた事でしょうか?1飼い主が手術もせず飼育していた結果ここまでの頭数に増やしてしまい最終的に「処分」という結末を迎える事になる。


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今茨城県では「殺処分0」を継続と言っていますがセンターの収容檻には野犬の群れ、多頭放棄の犬達で200匹以上、子猫100匹位、総数300匹位の収容になっています。そこへ又このような放棄の犬が来れば地獄絵図の状況です。人馴れしていない野犬たちはとても首輪すら付ける事が出来ずリードなど付けたら咬み切ります。そんな事で愛護団体としても里親様に繋ぐことが出来ない犬達は引き取ることを躊躇してしまいます。

今東京都、神奈川県のセンターにはほとんど犬の収容はありませんし、たとえ収容されても飼い主がお迎えに来る返還率が高いのです。仔猫、子犬の収容も毎日の様に入ってきますが捨てられる小さな命をなくすための対策を県として優先していかなければ「愛護団体頼み」の譲渡を増やしたところで何の効果もありません。そこを県知事、県庁、センターはどのように考えているのでしょうか?

今回の放棄の犬達は全て雑種の中型犬。人馴れしていれば里親様に繋ぐことは可能ですが今迄の経験上「多頭飼育」されていた犬達はまず社会性もなく犬の社会で生きてきたので時間がかかります。今回の案件の他にも地元愛護団体様が多頭飼育の飼い主に交渉をし不妊手術のお願をしていますが「自然のままで飼う、増やしていきたい」とか余りにも無責任な飼い主が如何に多いのか唖然としてしまいます。

「可愛がっている。手放さない」と皆最初は言ってごねます。しかし数年たてばエサも買えない、どんどん増えて頭数も把握できない。そこまで来てやっと手放すと言う事になる。その時にはもう「時は遅し」。自分の力ではどうする事も出来ない状況になってしまっています。あーあー、いつまでこんな人間の責任のなさから動物が犠牲になるんでしょうか。
この子達が今後生きる場所はあるのでしょうか?
[2022/07/26 15:39] | 多糖飼い崩壊&繁殖店廃業&悪徳ブリーダーからのレスキュー | page top
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