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テリア系の女の子が来ました
今日は雨模様の中、朝8時半から搬送ボランティアさんのK様が茨城のセンターに向かって頂きました。

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この子はセンターの収容期限前に他の団体に譲渡されてしまいました。収容犬が増えてしまって置く場所がないとの理由でした。センターの公示で「収容期間は7日になりました」と明記されていて多くの認可団体はその期限が過ぎてから引き取りをしています。その様な規則を守らない事は絶体に黙認できず、かなり激怒して一度センターに戻すように抗議した経緯があります。もし飼い主がお迎えに来た時にセンターにいないとなったらどうするのでしょう。もちろん負傷で収容されセンターでは治療が出来ない状態の子は以前にも期限前に引き取り病院に直行したケースもあります。

また子犬はセンターに長くいると体調を崩すため期限前に団体譲渡をしています。それは納得しています。今回は他の団体様にもご迷惑をかけるような事になり、それよりもこの子があちこち移動されて環境が変わりストレスになったことでしょう。「茨城の飼い主はほとんどがお迎えに来ない」という意識が根底にあるのでしょうか。

当会は茨城の飼い主の意識を向上し何とか収容頭数が減少になってほしいと色々と企画し活動をして来ました。繋いで飼育する事を推奨するため「首輪キャンペーン」をしました。また沢山の保護犬達と捨て犬のメッカである神栖市で市役所の職員の方がたと協働で「わんわん行進」を行い飼い主達に訴えてきました。しかし一向に放し飼い、捨て犬、生まれては捨てられる子犬達の現実は変わりません。いくら団体が子犬を引取り里親様を探しご縁をつないでも「焼け石に水」。今も何回も子犬を生んで捕まらないつくば市の母犬。茨城の団体様が毎日1時間半かけて現場に向かって捕獲の努力をしています。せめて飼い主がいる犬だけでも「不妊手術をして飼う」事が浸透していけば確実に収容頭数は減ります。その啓発事業を県として行ってほしいと切望します。



テリアの子は「センター名ポピー」さん。15キロの大人しい子です。ご多分に漏れず「フィラリア陽性」「経産犬」3歳位の大人しすぎる位の子です。これから医療処置をして募集を致します。宜しくお願い致します。

搬送のk様、戻られたのが4時過ぎ。丸一日かかってお迎えに行っていただき本当にお疲れ様でした。前回お迎えに行っていただきました「アリエル」ちゃんは今日2回目の手術を受けました。2匹の子を運んでいただきましてありがとうございました。
[2022/05/09 21:13] | 動物収容センター | page top
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