皆様もニュースでご覧いただいたかと思いますが6日前に放送された177匹の生きた子犬子猫を箱詰めにし「おたのしみ箱」として売られている商法。箱を開けるまで中に何が入っているか分からないという「ブラインドボックス」に人気がありそれに生きた子犬子猫を商品にして詰めて搬送するというもの。
https://www.afpbb.com/articles/-/3345630 箱の中には新聞紙1枚も敷いていないままやせ細った子猫がやっと動いている画像がありました。まだ生後1か月位の子犬子猫は3日間も何も与えられず中にはもう息絶えて死亡している子犬子猫もいます。ただこの件は発送される前に中国の「成都愛之家動物救助センター」の活動家たちが見つけ助け出されました。 コンテナは密閉され息も出来ない。5列に並び10段に積み重なったすごい異臭の中、小さな箱から悲しげな子犬達の声。横たわってしまっている子犬もいます。しかしこれと同じことが又2日前見つかりました。31匹の子犬子猫達はほとんどが餓死、窒息死で息絶えていました。1週間も配送倉庫に置かれたままに放置されこれから配送する前だったようです。たとえ生きていた子も衰弱で病院に運ばれても死亡。このような事が中国では日常的に行われているのでしょう。これだけではありません。昨年2020年10月にも河南省で宅配を断られた5000匹の子犬子猫子ウサギが物流基地に放置され大量死亡した事件も起きています。 中国は在宅時間が増え日本と同じように「空前のペットブーム」とかで安易に犬猫等の小動物を買う人間が増えています。「命ある動物達」に対し「物扱い」としか思わない中国の社会に強い憤りを感じます。 中国の「犬肉祭り」等、動物に対してあまりにも酷い扱いをする中国。このような虐待商法を聞くたびに何もしてあげられない無力さに心底、心が痛みます。中国では「生きた動物の搬送」は違法とされているようですが、業者は「これで生計を立てている。頼まれれば配送する」と居直っている姿に中国での「動物愛護法」は何の効力もなく、今後も犠牲になる幼気な子犬子猫は出てくるでしょう。しかし今回はこの商法に抗議の声が上がっているとの事。しかし中国ではまだまだ改善する光は見られないでしょう。 |
| ホーム |
|