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花ちゃんやっと楽になりました
2014年5月15日に神奈川県動物保護センターに10歳位の1,7キロしかない毛玉だらけのマルチーズが収容されました。臆病な子は環境の変化に怯えていました。渋谷区のU様が今までも「高齢犬を引き取りたい」と言う有難いお言葉をこの子にかけて頂き愛犬としてお迎えいただきました。

そして幸せな年月を過ごしてきましたが昨日お電話があり「10日前から救急医療病院に入院しているけれど肺水腫で苦しんでいる。先生たちはステロイドを今日から使いますと言っているけれど苦しがっている。鼻からチューブを入れて栄養食を流しいれるようにしてあるけれどもうこれ以上苦しめることは可哀想でならない。安楽死も考えたいがどう思いますか?」との相談電話がありました。

「たとえ一時的に良くなってもそんなには生きられないしその間苦しんで死んでいく事になると思います。私だったら安楽死を選択しますよ」と話しました。U様も「そう思っています」と言うご判断でした。昨晩一時的に退院させてもらったそうですが、すぐに急変し再度病院に運び安楽死をして頂いたと報告を受けました。「安楽死」と言う言葉は本当に重みがある辛い選択だと思います。最後の最後まで頑張ってほしいと願うのは愛する家族である犬への愛情です。

しかしそれを強いることが反って苦しみを延長させてしまう事もあります。U様も「病院の先生たちがもう少しもう少しと伸ばされてしまい反って苦しませてしまった。今安らかにお見送り出来ました」と夜間にメールを頂きました。私も2匹その様な選択をしなければならない事がありましたが辛いという気持ちより「あー、やっと苦しみから救ってあげられた」と言う思いの方が大きかったことを思い出していました。多分17歳位になっていたと思われる花ちゃん。綺麗なお顔で天国へと旅立ちました。U様最後まで責任をもって育てて頂きました事本当に有り難うございました。

「花ちゃん、どうか天国でも楽しく過ごしてくださいね。ありがとう」


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[2021/01/22 13:10] | お便り お礼等 | page top
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