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神奈川県動物愛護センター譲渡犬
神奈川県動物愛護センター譲渡犬です。
http://npo.seikenjoto.org/0-kanagawa20200905-1.pdf
http://npo.seikenjoto.org/0-kanagawa20200905-2.pdf

センターにはお電話をされないようにお願いいたします。
ご希望があれば当会にお申込みください。
[2020/09/05 12:02] | 動物収容センター 引き取り等 | page top
魔の譲渡1か月目
当会が「Wリードでの散歩」を厳守してるのには理由があります。「首輪が抜けて逃げてしまった」という事が複数あり、特にビビリの保護犬は里親様にくち酸っぱく何度もお話をしています。しかし人間は「飼い主は」1カ月もすると自分にすっかり慣れていると勘違いをしその時にちょっとしたことで逃がしお別れになってしまいます。それが一番多い時期が「譲渡後1か月以内」に起きています。

犬が逃げると大変な作業が待ち受けています。鑑札、名札がついていても犬はパニック状態ですから呼んでも来ません。特に茨城からの野原を走っていた子達は都会の雑踏、人ごみの世界は恐怖でしたないのです。折角処分を免れトレーニングし里親様の元に送り出した後、このように逃げてしまったという連絡を頂く事は病気で亡くなったことより後悔をしてしまいます。

数年前に当会の保護犬「フーガちゃん」も逃がされたのも1か月以内。あれほど2本のリードと首輪と注意しても昼間お父様が連れ出し名札のリングにナスカンを付けて外に出た途端リングが伸びて逃げてしまいました。Wリードであれば逃げる事はありませんでした。そして皆で1か月、毎日探しに行きました。東京都は捕獲檻を要請しましたが「飼い主がいる犬には貸出しない」との事。そんな中有難いことに神奈川県センター長様が「認可団体さんだからお貸ししましょう」と有難いお言葉を頂き運んで来る日の早朝フーガちゃんは多摩川の土手近くで車にひかれ遺体となっていました。犬の心の中は「不安で一杯」なのです。

慣れているようでも人間が感じるよりいつも逃げようとする気持ちは消えていません。皆様もどうか幸せにしてあげようと引き受けて頂いた犬達が「お別れになる」事を防ぐためにWリード、トリプルリードでの散歩、室内でも首輪に名札を付けていつも装着しておくことをもう一度ご確認ください。また「ビビリの犬」は遠方、高齢者様の家庭、低学年のお子様が出入りの時に脱走する可能性があるご家庭には譲渡できませんので、そこはどうぞご理解を頂きますようお願いいたします。


今日他団体様からの譲渡犬が荒川区町屋から首輪が外れ逃げてしまったと連絡がありました。「尾久の原公園」の藪の中にいるようですが、怖がっていますから捕まえようとせず見られた方は情報をお送りいただければ有難いです。中型犬、雌、11キロ位、「美美」ちゃん。茨城からの引き取り犬で最初は触る事も出来なかった子らしいですが1か月前に譲渡され今回首輪が1個しかつけてなく抜けてしまったそうです。団体様も「あれほど注意したのに」と茨城から探しに来られています。
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こんな残念な結果にならない様、里親様方もどうぞもう一度再確認をお願いいたします。



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荒川区で逃げていた美美ちゃんは自分で今朝2時半頃帰ってきたそうです。皆様ありがとうございました。


[2020/09/05 11:45] | お便り お礼等 | page top
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