和歌山県「紀南文化会館」にて8月8日9日「犬猫販売イベント」は抗議したにもかかわらず今「田辺保健所」に確認をすると「開催した」という残念な返答。
6月1日より「動物愛護法改定」21の4条に「移動販売中止」を目的としたと思う「犬猫の販売は事業所において」という文面が付け加えられ、だれしもこれで「移動販売」は無くなると思っていた。しかし今回この業者は法の抜け道を利用しこんな汚い方法で開催をした。 「事業所登録」を県の持ち物であり税金で作られた「紀南文化会館」内に2日間だけの事業所申請をし、イベントが終われば「閉所」するという「架空事務所」を書類上提出した。この業者は岐阜、広島、松本、山形等あちこちでこのような汚い方法で小さな犬猫を連れ歩き「売りっぱなし」の販売を繰り返している。こともあろうに猛暑の中、この業者は「子犬60匹」「子猫20匹」を車に詰め込み山梨県から和歌山県までの長距離を運搬しこれが小さな体にどれだけの負担がかかるのか。「動物虐待」にならないことがおかしい。 前日の8月7日にはすでに申請許可が下りない中、搬入されて来た子犬、子猫達。すでに搬入されていながら保健所はその場で「許可が出来ないので開催は中止」と言えるのだろうか?出来るはずはありません。「余程の違反がない限り許可になる」と話していましたから業者側も暗黙の了解として開催準備をしていたと思う。 「アプラス株式会社」と言う名前がチラシに書かれているが他の業者が行っている「移動販売」にもいつもこの名前が出てくる。どういうことか?直接「事業所申請」した業者ではなくてもこの「アプラス」という会社名で開催するような行政の扱いであるなら何の為の「動物愛護法改定」なのだろうか。 開催の様子を「田辺保健所」に聞きました。 W[開催前の子犬子猫の健康確認はしましたか?それは車の中にいる状態で確認したのか?] 保健所「搬入から搬出まで立ち会いました。弱っている個体は無かった。すでに会館内に設置されている状態での確認をした」 W[具合の悪い個体は展示せず車の中に置かれた可能性もある。そこは調べましたか?] 保健所「死んだという報告は聞いていない」 W[コロナでいろいろな人が1匹の個体に触ることで間接的感染が起きる事に対しどう思うのか?] 保健所「触らないで見せていました」 W[買う人が抱く事もなく買うんですか?ありえませんね] 保健所「まー、そうですが。。。」 W「何匹が売れたのですか?また売れ残った子犬子猫は?」 保健所「売れた頭数までは確認していない。残った個体は連れ帰った」 W[「自治体がこのような販売方法を黙認し消費者に被害が起きるような事を後押ししたことに対しどう思うのか?今後又開催依頼があれば再度許可をするのか?」 保健所「県と相談し今後の事は考えてい行きます」 W[貴方自身の考えとしてこのような販売方法はどう思いますか?動物に関わる人間として、動物を守るための法律ではないのですか?] 口ごもりながら、沈黙の後「貴重なご意見として報告をしておきます。自分としてはおかしいとは思います」というので「私の電話番号まで前回聞いておきながら開催の有無位連絡をすることは当然ではないんでしょうか?今回の事はうやむやにせず真摯に自治体として今後の対応を考えて欲しい。また開催許可するようでは動物虐待として訴えます」と言いました。 しかしながら、業者とはどんな法律を施行してもそれをうまく利用し「法の抜け道」を使い「幼い命を食い物にする」 流通過程で25000匹もの小さなか弱い命が消えていっている。 この現実を変えるのは「お金で命を買う人間がいなくなる世の中」にならなければいつまでも犠牲になるのは「犬猫達の命」です。 多くの方がこの現実を知り、団結し世の中を変えていきましょう。 |
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