飼い主を信じて毎日を一緒に暮していた愛犬をある日、知らない場所に置き去りにして去って行った飼い主。
小さな心は不安と悲しみで一杯。そして懐かしい貴方の姿を最後まで待ち続けた愛犬は収容施設に運ばれこの世を去っていく。これはドラマでもなく日本中で今起きていいる事なのです。 「ひとりぼっち」という歌を皆様お聞きください。 |
年々夏の暑さは異常になって来て以前のような収容施設では犬達はとても過酷な毎日を送る事になってきました。今回当会の協力者H様が茨城のセンターに「冷風扇」のご寄附をSNSで募りすでにお送りいただいた方がいらっしゃったと報告がありました。ありがとうございました。
当会も3−4年前に「クーラーを入れてあげられないか」と要望致しましたが「電気の配線の関係で出来ない」との事でした。そこで皆様にご支援を頂き扇風機5台を寄付したことがありましたが、しかしあの広い収容房の中では風が奥まで届かず、また差込口が少ない為あまり効果が出ませんでした。 今回茨城県として「収容房にクーラーを設置」して下さるようにセンター長様がご配慮くださいました。「処分施設」として作られた古い棟ですから冷暖房の事までは考えていなかったと思います。神奈川県センターも昔はそうでした。空調は外の空気を入れるだけで冬はものすごく寒かった。当会も「オイルヒーター」を寄付したこともありました。その様に自治体を動かすと言う事は年数がかかることなのです。 センターを攻撃したり暴言を吐いたり、告発したりしても何の進歩はありません。一番大切なのは「センター職員との信頼関係」を築く事。人間と人間のお付き合いが上手くいけば自然とお互いの意見も気持ちよく受け入れる体制が出来てくるのです。その結果「犬猫達」にも良い方向性が出てくるのです。工事に時間もかかると思いますが、お世話をして頂いている会社の方々、犬達も少しは熱中症にならず涼しさを得られることでしょう。 |
和歌山県「紀南文化会館」にて8月8日9日「犬猫販売イベント」は抗議したにもかかわらず今「田辺保健所」に確認をすると「開催した」という残念な返答。
6月1日より「動物愛護法改定」21の4条に「移動販売中止」を目的としたと思う「犬猫の販売は事業所において」という文面が付け加えられ、だれしもこれで「移動販売」は無くなると思っていた。しかし今回この業者は法の抜け道を利用しこんな汚い方法で開催をした。 「事業所登録」を県の持ち物であり税金で作られた「紀南文化会館」内に2日間だけの事業所申請をし、イベントが終われば「閉所」するという「架空事務所」を書類上提出した。この業者は岐阜、広島、松本、山形等あちこちでこのような汚い方法で小さな犬猫を連れ歩き「売りっぱなし」の販売を繰り返している。こともあろうに猛暑の中、この業者は「子犬60匹」「子猫20匹」を車に詰め込み山梨県から和歌山県までの長距離を運搬しこれが小さな体にどれだけの負担がかかるのか。「動物虐待」にならないことがおかしい。 前日の8月7日にはすでに申請許可が下りない中、搬入されて来た子犬、子猫達。すでに搬入されていながら保健所はその場で「許可が出来ないので開催は中止」と言えるのだろうか?出来るはずはありません。「余程の違反がない限り許可になる」と話していましたから業者側も暗黙の了解として開催準備をしていたと思う。 「アプラス株式会社」と言う名前がチラシに書かれているが他の業者が行っている「移動販売」にもいつもこの名前が出てくる。どういうことか?直接「事業所申請」した業者ではなくてもこの「アプラス」という会社名で開催するような行政の扱いであるなら何の為の「動物愛護法改定」なのだろうか。 開催の様子を「田辺保健所」に聞きました。 W[開催前の子犬子猫の健康確認はしましたか?それは車の中にいる状態で確認したのか?] 保健所「搬入から搬出まで立ち会いました。弱っている個体は無かった。すでに会館内に設置されている状態での確認をした」 W[具合の悪い個体は展示せず車の中に置かれた可能性もある。そこは調べましたか?] 保健所「死んだという報告は聞いていない」 W[コロナでいろいろな人が1匹の個体に触ることで間接的感染が起きる事に対しどう思うのか?] 保健所「触らないで見せていました」 W[買う人が抱く事もなく買うんですか?ありえませんね] 保健所「まー、そうですが。。。」 W「何匹が売れたのですか?また売れ残った子犬子猫は?」 保健所「売れた頭数までは確認していない。残った個体は連れ帰った」 W[「自治体がこのような販売方法を黙認し消費者に被害が起きるような事を後押ししたことに対しどう思うのか?今後又開催依頼があれば再度許可をするのか?」 保健所「県と相談し今後の事は考えてい行きます」 W[貴方自身の考えとしてこのような販売方法はどう思いますか?動物に関わる人間として、動物を守るための法律ではないのですか?] 口ごもりながら、沈黙の後「貴重なご意見として報告をしておきます。自分としてはおかしいとは思います」というので「私の電話番号まで前回聞いておきながら開催の有無位連絡をすることは当然ではないんでしょうか?今回の事はうやむやにせず真摯に自治体として今後の対応を考えて欲しい。また開催許可するようでは動物虐待として訴えます」と言いました。 しかしながら、業者とはどんな法律を施行してもそれをうまく利用し「法の抜け道」を使い「幼い命を食い物にする」 流通過程で25000匹もの小さなか弱い命が消えていっている。 この現実を変えるのは「お金で命を買う人間がいなくなる世の中」にならなければいつまでも犠牲になるのは「犬猫達の命」です。 多くの方がこの現実を知り、団結し世の中を変えていきましょう。 |
悪質繁殖業者、ペットショップの飼育頭数規制が環境省の審議会で決まった。ペットショップは従業員1人に対し犬10匹、猫15匹、犬のみの場合20匹まで 2021年6月施行。
犬猫のブリーダーは親犬の飼育頭数上限15匹まで。ペットショップは従業員1人に対し20匹まで。かなり厳しい数値規制が出来た事は有難い進歩と言えるでしょう。しかしこれですべての業者が従うだろうか?1カ所に親犬15匹までと決めても法の抜け道を利用し何カ所に分けて隠して繁殖をする可能性もあり得ます。また今現在「パピーミル」という数百匹もの犬猫を保有し繁殖を繰り返す業者からあぶれた犬猫の行方はどうなるのだろうか?来年6月までに数百匹を15匹までに減らすことは不可能と思えます。そうなれば陰から蔭へ「引き取り屋」なるものに渡される犬猫達も増えるはず。また巷に遺棄される犬猫達も多くなる事が危惧されます。 まず、業者の保有頭数を自治体で把握し、1匹1匹の個別管理をしてからでなければ行方不明になる繁殖用犬猫達の命を守れないことになる。膨大な数の「繁殖業者」と「ペットショップ」をただ数値規制をすることのしわ寄せは必ず起きてきます。この所、繁殖用犬達があちこちで捨てられている現実があります。また「繫殖場廃止」の声も多数聞こえてきます。しかし、今繁殖場で生きている犬猫達の命は絶対に守らなければなりません。全国規模となるととても愛護団体が里親探しが出来る数ではありません。 まず皆様が「ショップで犬猫を買わない事」。売れなければ業者は縮小していくはずです。1年かけて縮小をしていく事で数年後にはかなりの業者は淘汰され減少するでしょう。現在、自治体では「商売に使った犬猫の引き取りはしない」事になった為、あぶれた引退犬猫は更に過酷な運命を負わされています。「法規制」を決める前にその後にどのようなことが起きるのかを考慮してから施行する事は必要と考えます。各自治体での繁殖業者、ペットショップへの対応をもっと詳細に検討する事を願います。当会も今考えている事があります。犬猫のために出来る限り尽力をしてまいります。悲しい事に日本はまだまだ「動物愛護後進国」です。 |
茨城県結城市結城で日にちを変えて現在まで6匹の小型犬が収容されています。皆同じぐらいの年齢,歯はほとんどがない、フィラリア陽性、ミミダニうようよ、長期の外耳炎を放置していたため耳血腫等。この子達は犬生の半分以上は過酷な環境に置かれ産むための道具として扱われたことが想像できます。同じ犯人だと思いますが見つかりません。「遺棄は犯罪」です。
しかし皆、性格は人懐こく花丸の子たちです。幸運にも捨てられたために将来は幸せな家庭犬として余生を過ごす事が出来るのです。この猛暑の中彷徨っていて衰弱する事もあったでしょう。でも今は当会が引取りした以外の子達はセンター内で元気に過ごしています。どこの自治体の施設も暑さ対策は大変です。茨城県は厚いガラス窓を壊し網戸にし、風が入るようにしてくださいましたから収容棟はそんなに暑く感じません。そして大型扇風機を回し少しでも犬達が涼しくなるように努力されています。犬の頭数も減りましたから犬達はそれぞれに涼しい場所に移動し快適に過ごしています。外で飼われている飼い犬、保護施設の犬達、繁殖場の犬猫達こそ、対策をしてあげなければならないでしょう。 コロナの問題で在宅ワークが増えた為今年は、犬猫が爆発的に売れ業者は手を回して仕入れをして売り飛ばしていたようです。その1つ「移動販売」という形態はその開催期間しか業者は現場にはいない為、購入した後で病気、遺伝的疾患など問題が起きても連絡も取れない。「売りっぱなし」なのです。移動販売で売られる犬猫は「犬猫の競り市」で売れ残った個体をタダ同然で引き取り運ばれてくる。状態の良い子は「繁殖用」に売られ、誰も引き取らない犬猫はこうしたイベント形式で格安に売られていく。1万円、2万円コースなどと銘打って「命をお金に換える」業者たち。消費者達も利口にならなければいけない。目の前の小さな犬猫に「飼い主になる責任」も良く考えて欲しい。 センターの収容犬猫ばかりではない、繁殖場の犬猫達の現実を「動物愛護法」が少しでも改善できるように将来に期待をしています。 皆様、今日から「お盆の入り」です。今年の夏は大変な状況で迎える事になりますが、きっとこの先には素晴らしい事がいっぱいあります。どうかお体を一番に優先し家族である犬猫達のためにもお元気でお過ごしください。 |
「茨城県動物指導センターの譲渡対象犬」の募集を当会が窓口になります。お申込みはセンターではなく当会のアドレスからお申込みください。「成犬は個人譲渡はしておりません。愛護団体を通して譲渡を行っています」気になる保護犬がいましたら当会アドレスに質問をお送り下さい。
![]() 茨城県動物指導センターHP掲載と同じもの http://npo.seikenjoto.org/0-20200811-1.pdf 特別な事情のある犬の情報 http://npo.seikenjoto.org/0-20200811-2.pdf |
http://jouto.blog69.fc2.com/blog-entry-2260.html
ミックス犬「中型犬」、7月29日生まれ、名前レオ、生後1週間目の体重510グラム。オス 兄弟姉妹10匹の中の1匹です。まだ眼も開いていませんので2週間後に開眼した写真を掲載致します。子犬は1回目のワクチンを打ってからの募集になります「9月中旬ごろ」 条件、生後6か月時「来年2月に」必ず去勢手術を受けることをお約束頂ける方。お留守番時間が4時間まで。室内飼育、先住犬がいらっしゃる場合は手術済「高齢、持病がある場合は除く」、ペット可の住宅にお住まいの方、介護の事も考えて里親様は60歳位までのご家族様。手術は当会の指定病院で受けますので横浜青葉区、町田市金井町に通える範囲の方を希望いたします。この子たちは将来15キロ位になる中型犬です。 ミックス犬「中型犬」子犬、7月29日生まれ。兄弟姉妹10匹で収容。名前リヒト君、生後1週目の体重430グラム。茨城県動物指導センターより。条件はレオ君と同じです。レオ君とリヒト君は遅れて収容されてきたので母犬の母乳を1週間飲んでいたためか他の子よりコロコロと太っています。母犬は10匹もの子犬を良く自力で出産し動物の本能と生命力には感動です。助けてもらった小さな命です。幸せな将来を見つけてあげたいと思います。 他の4匹の子犬達は「チャキママの独り言」のブログに掲載されています。 https://ameblo.jp/chuckychachacha/ |
「和歌山県で犬猫移動販売」
8月8日、9日に和歌山県「紀南文化会館」で犬猫の移動販売があることを知り抗議しました。 「紀南文化会館」は7日に田辺保健所が視察に来て法的に違法が無ければ多分許可になると思う。今迄4回この「移動販売」を行ってきたがトラブルはなかった。外ではなく会館内の空調のある施設での開催なので暑さは大丈夫という。 しかし「命を販売」するためにわざわざ小さな子犬子猫を展示し客に触らせ如何に体力的疲労と精神的ストレスがかかるか分かりますか?というと「動物愛護の問題は置いておいて会館として依頼があり違法でなければ開催する事になります」との事。1業者とのことで頭数は決まってはいないが平均30匹位。「1匹の命を終生飼う事が如何に大変で責任のあることかも自覚せずアクセサリーを選ぶように衝動的に飼う人間が多いから日本全国で処分が無くならない原因にもなっている。その様な片棒を会館が支援する事になりますよ、何せ中止してください」と話しました。 「田辺保健所」には「コロナで大変な時に保健所が許可しそこで密になりクラスターが出たら責任重大ですよ。どう考えているんですか?」と聞くと、「そこが頭が痛いところで。。。」と弱弱しい声。「多くの愛護団体も譲渡会も自粛し開けない状況下であるのに、あえて命を売る商売を保健所が許可するとは随分矛盾していますね」というと「自分だけでは決められないので上に話を通しますので電話番号を教えて下さい」と逃げ腰。 店を閉めろと言っていないのだから何もこの暑さの中犬猫を運んできてまで販売する意味があるのか?動物愛護の観点からも問題ではないかと問うても「6月までは移動販売の規制が無かったが今は変わった。けれど他の観点で許可になる」と。「それはどういう事ですか?」と言うと「うーん、言えないんですが」と言うので「違法でなければ命をも粗末にするような法律を見て見ぬふりで許可するのが保健所なんですか?今多くの方が亡くなっていて和歌山県も過去最多の感染が増えてきている中で今このようなイベントをやること自体違法です。何せ中止するように」とかなりきつく言いましたが、サーどうでしょう。 「移動販売」までしてお金に換えるような業者は許しません。ついでに「当会も和歌山県の業者の引退犬を引き取りましたが酷い状態でした。それは保健所としてきちんと管理が出来てない事ですね?」と言うとお決まりの回答。「酷いところは何度も訪問し指導しています」と。「指導ですよね?廃業にさせたところはありますか?ないですよね」と言うと「調べなければ分かりませんが」。「そんな事だから全国の動物行政が良くならないんです」とだんだん腹が立ってきて、まだまだ戦わなければならないことが山積です。皆様の声を届けて下さい。 ![]() https://www.facebook.com/LifeInvestigationAgency/posts/3277010318988865 真夏に公共の施設で、屋外販売です。 真夏の外で犬猫の販売を抗議して下さい。 紀南文化会館 〒646-0033 和歌山県田辺市新屋敷町1番地 TEL:0739-25-3033 受付時間:9:00~19:00 開館時間:9:00~21:30 和歌山県田辺保健所 〒646-0027 和歌山県田辺市朝日ヶ丘23−1 営業終了: 17:45 電話: 0739-22-1200 |
| ホーム |
|