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乳呑児のか細い命
乳呑児のお預り人が決まりました。

5匹の兄弟は臍の緒がついたままいつからボール箱に入れられ遺棄されていたのか。見つけられた時にはすでに2匹は死んでいたそうです。そして今日又1匹が亡くなり、残った2匹の子は何とか頑張って育ってくれる事を願います。

以前は全国の自治体でも目も開かない乳飲み子の犬猫は麻酔薬により安楽死処分をしていました。育てられないからそうするしかなかったからです。今は茨城の委託会社の方々が通報がありすぐに現場に飛んで行き保護し、センターに置いておくわけにもいかず自宅に連れていってまで哺乳をして下さいました。

仕事時間以外にもこうして動物たちのために走り回って下さり本当に感謝しています。また次の日写真にありますまだ生後3週間ぐらいの子犬8匹が収容されてきました。センターでは夕方の業務終了から翌朝まで10時間は哺乳が出来ません。その状況ではこの子たちもセンターに収容するわけにもいかず自宅に連れていって下さいました。このように時間関係なく命優先で動いてくださる委託会社はどこにもないでしょう。

茨城県の有志団体様達は、県会議員様にも「手術のための予算」を取っていただくために面会に行くなど頑張っています。また「無料不妊手術基金」を立ち上げたりと前進する対策を実践しています。いつまでも後ろ向きな活動をやっていても何も実る事はありません。当会も茨城県の認可団体として今後の対策を色々と提案しながらセンターの業務が推進していかれるように支えて行きたいと思っております。30年かけて神奈川県のセンターは変わりました。当会はその道のりをずっと見守りながらの協働活動をして来ました。大変な険しい、長い道のりかもしれませんが茨城県もきっと改善できることを信じております。
[2020/06/01 19:57] | 生後間もない子犬達 | page top
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