生後2日に母犬から引き離された臍の緒が付いた10匹の子犬達。当会で6匹の乳飲み子を引き受けました。茨城の団体様がセンターの管理をしながら車に乳呑児を乗せて哺乳をされていました。いつも一生懸命犬猫のお世話をして頂いていますのでせめて乳呑児だけでもこちらで引き受ければお仕事も楽になると思い協力させていただきました。
この1か月間、3時間おきの哺乳は正直大変でしたが皆すくすくとご支援いただきましたミルクを飲み、現在はドッグフードを柔らかくしたものに粉ミルクをかけて1日4回食べています。もう2キロ超えてコロコロです。 今回は22名のご家族様からご希望を頂き本当に感謝申し上げます。この子たちはオス犬なので飼育を間違えると「困った君」になってもいけませんので、かなり選考に時間と状況把握をさせて頂き、お見合いをさせて頂きました。「子犬は大変ですよ」という覚悟の上での「予約」をさせて頂き生後2か月になってから順番にご家族様の元へとお連れいたします。 6匹の子犬達を大切に育ててきました。どうかこの子たちの一生が幸せいっぱいであることを願っております。そしてどうぞ「お渡しして終わり」ではなく「お渡ししてからの付き合い」ですので今後ともお付き合いの程宜しくお願い致します。また多くのアンケートを頂きました皆様。今回はご縁が繋がりませんでしたが、きっと「家族を待っている子犬達」は沢山います「いなくならなければいけませんが」。どうぞ探してあげて下さい。 多くの方に心かけて頂きこの子たちは幸せです。しかし世の中には心無い飼い主が生まれた子犬を捨てたり、処分に保健所へ持ち込んだり。命をごみのように扱う人間がいるのも現実です。生まれないように「不妊手術」をして飼いましょう。このことに自治体はもっと力を注いでほしいと熱望します。今後この対策を多くの団体様と取り組んでまいります。皆様どうぞお力添えをお願い申し上げます。 |
このように茨城のセンターでは治療をし処分をせず家族の元に送り出してあげようと努力をして下さっています。県内外「譲渡認可団体」は1匹でも家族と赤い糸でつながるように協力をして参ります。
「センターは隠れて殺している」と叩いているだけの団体もありますが「真の動物愛護」を貫いている多くの愛護団体様と一緒に当会もセンターを支えていきます。 今年からお願いをしていた「トレーナー」さんも配備して頂き「トレーニングし家庭犬として譲渡する」シフトも出来ました。職員も1人増えて「3人体制」で「譲渡事業推進」に向かっています。皆様、茨城の子を家族として迎えて頂ける子がいましたら当会のアドレスにお申込み、ご質問をお送りください。 5月8日現在。「トレーニング中の子達」「譲渡可能の犬達」と2パターンで掲載いたします。 ↓↓トレーニング中の子達↓↓ http://npo.seikenjoto.org/0-r20200508-1.pdf ↓↓譲渡可能の犬達↓↓ http://npo.seikenjoto.org/0-r20200508-2.pdf |
5月6日に緊急事態宣言が解除になればと期待していたところまだまだ長期戦になると言う事でがっかり致しました。でも「医療崩壊」と「私達、皆様の命を守る」ためにはもう少し耐えてこの危機を乗り越えなければなりませんね。
毎日「今日の感染者は減少したか」と見守っていますが一向に減少の兆しも見えず気持ちがへこみます。その様な中で多くの方から「保護犬希望」の応募を沢山頂いております。すぐにお会い出来ずに申し訳ございません。きっと6月には譲渡会も開催できると信じ保護犬達と毎日を過ごしております。 県外のセンターに引き取に行く事も出来ずにお預けしたままになっている子達もいます。どうか皆様、不自由な生活ですがもう少し頑張って行きましょう。お会い出来る日を楽しみにしております。 |