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神奈川認可団体登録に
今日は雨の中、新設された神奈川県動物愛護センターの「譲渡団体認可登録申請」にKさんと一緒に来所しました。当会は30年前からセンターの認可団体として活動してまいりましたが今回は新しい規約の元に「団体登録申請」をするための面接も受けることになっていました。今までは一度申請をすると10年過ぎてもそのままになっている事から連絡も着かない認可団体も多く、それを改善するために「申請をしないと自然に削除」されることになりました。とても良い事だと思います。認可するためには慎重に団体登録をして行く事は絶対条件です。

30年前からセンターの歴史を見つめて来た当会は価値観を同じくしている多くの認可団体様と足並みをそろえ協力し合って頂いた事で神奈川県は「殺処分0」のセンターとして生まれ変わったのです。

PAKのK様、さがみどうぶつ愛護の会のS様、犬猫笑顔の会のK様など皆「犬猫達の命を救う」という気持ちを共有し「センターを良くしたい」という思いで一緒に頑張ってきてくださいました。「殺処分0」がこの10数年で達成できたことではないのです。

「殺処分0」と言う事が実際に可能になるにはその前にやるべきことがあります。「収容される頭数を減らす」「繁殖を防ぐための手術の推進」「鑑札、名札を付ける」「地域の飼い主の意識レベルアップ」等に自治体は力を入れて行かなければいくら団体が引き取ってもこの悪循環は終止符を打つことはありません。結局「センタ内は頭数が減って」も引き出した「愛護団体シェルターに移動しただけ」で問題解決ではありません。

収容頭数が減れば自然と自治体の業務の内容も充実しその先に真の意味の「殺処分0」が実現できるのです。

当会は目標とする「神奈川の収容犬を減らす事」「出してはもらえない収容犬達を全国のセンターが譲渡を出来るように道筋をつける事」は達成できました。しかしこれで終わりではありませんがワンステップを終える事が出来、安堵しております。神奈川県の認可申請はもうしなくても良いかと思いましたがもう少しお手伝いをさせて頂くよう申請してまいりました。また茨城センターを立派なセンターになれるよう優先しながら手薄になっています神奈川、東京都のセンターも頑張らなければと思っております。皆様今後ともご支援お願いいたします。


[2020/03/02 20:13] | 動物収容センター 引き取り等 | page top
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