TopRSS管理
多くの譲渡団体が動き出しました
茨城県センターの悪夢のような騒動の後やっと収容房の数も落ち着き元のような管理が出来るセンターになりました。しかし毎日収容されてくる犬の頭数がまた増えてしまえば元の状態に逆戻りになりその結果、処分も仕方ない選択となります。その中でいくらがむしゃらに引き取りをしたところで解決策には絶対になりません。そこで多くの「茨城県譲渡団体様、個人ボラ様達」が「センター収容0」に向かって動き出しました。

まだまだ茨城県の飼い主に「不妊去勢手術を受けさせる」事の重要性が理解されず、「手術補助金」も市により交付されていますが、それを使ってまで犬にお金をかけて手術をして飼うという事が残念なことに浸透していないのが現実です。まず「無料手術」をして行こうと茨城県愛護団体複数、個人ボランティアさん達が企画をし、市役所の許可、センター指導課の許可も頂き、チラシの設置完了。

いよいよ10月「小美玉市」を皮切りに獣医さんを派遣しこれ以上繁殖が繰り返されないように「無料不妊去勢手術」を行う予定です。本来なら手術代の一部でも飼い主に負担してもらうのが本筋ですがそれをやっていたら今の茨城県の現状は変わりません。「処分するな」と罵声を上げるより「センターに入らないような対策」をする事の方がどれだけ効果がある、利口な優先課題だと、知識のおありの方でしたら即、お分かりになると思います。

当会も協力団体として活動してまいります。今回素晴らしい事はこのように譲渡団体同士、自ら「手術」をして「処分を減らそう」と立ち上がり行政を動かしていく行動が生まれた事は本当に賞賛できることなのです。私が願っているのは「愛護団体同士、力を合わせ協力し、真の動物愛護のために活動していく」事です。

どこの団体からも協力を得られないような団体には将来の改善は出来ません。どうぞ皆様、この「いばらぎ手術基金」にも応援をお願い致します。まだ立ち上がったばかりでホームページも作成中ですが出来上がりましたら掲載いたします。きっとこのキャンペーンが成功し継続出来れば茨城県の収容頭数も激減するはずです。今後は自治体、センターとも協働で「不幸な命を生まない」対策を早急に実行してまいります。応援を切にお願い申し上げます。
[2019/08/29 15:02] | 保護、団体関連 | page top
| ホーム |